北海道支部(北海道圧接業協同組合)

■北海道大学で出前講座を開催

令和2年11月28日
北大建築学部の学生に圧接を説明する清水理事
北大建築学部の学生に圧接を説明する
清水理事

昨年、11月28日(木)北海道大学にて第2回ガス圧接出前講座を実施しました。

当日は、降雪と寒さの中、約40人の建築学部の学生が参加してくれました。出前講習は、ガスの歴史から始まり、D38でデモンストレーションを行ったあと、学生に圧接を体験してもらいました。そして最後に、超音波探傷検査と曲げ試験を行い、講座は終了しました。

今回、参加した学生の75%は大学院に進学し、その後、行政、設計事務所、ゼネコンに就職します。生で見た圧接の経験が、将来役に立つことを期待しています。

ページトップへ▲

■北海道大学で初の出前講座

平成30年12月6日
ガス圧接の体験をする北海道大学の学生
ガス圧接の体験をする北海道大学の学生

北海道大学より、授業の1コマとしてガス圧接の出前講座の要請があり、12月6日、雪ふる極寒の中、北海道大学工学部建築実験棟で、大学院生3名、学生50名に出前講座を実施しました。当組合の出前講座は、他の団体との合同の講義ではなく、単独開催のため受講生は専門的な講義を受けることができるのが特徴です。

学生は「溶接は知っているが、圧接は初めて」が多数でした。その後、学生からのレポートには建築学部ならではの「原子の構造が変化して圧接されると教わったが、どのように変化をしているのか」、「一体となった接合部は、温度変化への応答や科学的な反応も母材と同じなのか」など、建築学部ならではの専門的な質問があり、回答のための資料作成に奮闘しました。

ページトップへ▲

■一丸となって「圧接のPR活動」を

平成28年1月31日
ねじ節鉄筋SD490のD51のガス圧接継手の技術訓練
ねじ節鉄筋SD490のD51の
ガス圧接継手の技術訓練

国際技建㈱において、ねじ節鉄筋SD490のD51ガス圧接工法を開発し、主要メーカー各社のD51を完璧に圧接できることを確認しました。太径のねじ節鉄筋の圧接が可能だということが実証出来たことは、「太径は機械式継手です!」という随意契約のような選択肢のない環境を打破出来る要因と思われ、社員が設計事務所、ゼネコンに「圧接のPR活動」を展開しています。

本州のように通年仕事があるところと違い、北海道は半年近くが雪害の影響を受けるため、現状の危機感は相当に高くなっておりますが、PR活動をしていて言われるのは、「機械式は一生懸命、営業に来るけど、圧接さんは営業しないものね……それなら、機械式になってしまうのはしょうがないよね。うちの若い社員は圧接知らないからね。」

北海道で圧接のPRをどんどんやっておりますが、他の地区でもやっていただければと思います。

ページトップへ▲

■SD490 圧接講習会

平成25年8月31日
SD490 圧接講習会   SD490 圧接講習会

8月31日(土)札幌にて、SD490 圧接講習会を実施した。高強度鉄筋の現場は、道内には、まだ、さほど多くない。しかし、近い将来、多くなることが予測され、研鑽することが大事という趣旨に基づき、実施された。

SD490のD32、D338はひと月前に施工講習した際に、すべて、曲げ試験合格であったため、今回はD51をメインとして、デモ圧接を行った。太径に対しての圧接を否定した全国的誤解を払しょくするためにも、今回の講習会を基礎として、設計事務所、ゼネコンに対して、圧接の優位性を発信していくことになった。

なお、SD490-D51の曲げ試験は道内では、不可能であるため、メーカーで試験予定。

ページトップへ▲

■青年部の活動目的と進捗状況

平成23年9月30日
北海道職業能力開発大学校卒業式の様子

平成23年9月30日付け、北海道建設新聞に上記記事が掲載されました。

骨子は北海道圧接業協同組合青年部(大島忠裕会長)の活動目的と進捗状況、これからの予定であります。柱として、ガス圧接がねじなど他継手に市場を侵食されている現状なのに、業全体に危機感が乏しいことを憂慮して、北圧協青年部が発足しました。発足してから、月一の定例会議は欠かしておりません。また、わずか1年余りの間に、下記の事業を実施しました。

  1. 東海ガス、東京ガスを講師に迎えての「エコスピード講習会」
  2. 北海学園大学教授、NPO組織との共同の「冬期間のアセチレンボンベの気化率低下防止実験会」
  3. 山形の二瓶ガスを講師にした「ゾーンバーナー講習会」
  4. 検査会社との外観のずれについての「検査会社・圧接会社外観についての意見交換会」
  5. 11月には、設計士向けの講習会を実施してガス圧接の売り込みを企画しております。

北圧協青年部の総意の意見として、「業発展のための単協単発の事業展開は限界がある。出来れば、全圧連で、仕事量増加に絞り込んだ全国的事業を早急に企画、実施してもらいたい」との意見が上がっております。

ページトップへ▲

■北海道職業能力開発大学校の卒業式

平成23年3月18日
北海道職業能力開発大学校卒業式の様子

春告げる雪の「牡丹雪」が降る3月18日(金)に小樽市にある北海道職業能力開発機構が運営する北海道職業能力開発大学校の卒業式が行われ、北海道圧接業協同組合の林理事長が来賓として招かれました。

この日は、専門課程90名、応用課程89名、計179名が2年間の勉学を経て卒業式を迎えました。専門課程の卒業生は、高等学校卒業後、専門課程へ入学して2年、応用課程へ進学する学生と就職する学生がいます。応用課程の卒業生は、応用課程へ入学して2年、そのほとんどは就職するが、大学院に進学する学生もいます。進む道は様々ですが、当大学校で培ったものを活かして、産業界で活躍をしてくれること期待するとの日野校長から式辞が述べられました。

ページトップへ▲

■活路開拓自主研修実施報告

平成22年9月11日
報告会の様子

平成22年9月11日(土)ポリテクセンター北海道にて、全国中小企業団体中央会の支援を受けて、北海道圧接業協同組合青年部主催の技術講習会を実施しました。

この研修会は、全国の応募団体の中から北圧協の自主研修が採択され、青年部に委託した事業です。北海道といえども、まだまだ残暑厳しい中、林理事長の研修会の意義解説の挨拶から始まりました。

高分子天然ガス圧接の原理・仕組み・実技訓練や、染谷専務理事による、全圧連第5次構造改善計画の講義を14名が受講しました。

巷間で噂される新工法や、全圧連の方向性、自分たちを取り巻く環境の変化などの講義で、実の多い講習会でした。反省点としては、なかなか、このような研修会を頻繁に実施するわけにはいかず、時期設定が繁忙期だったこともあり、受講者定員をオーバーしなかった要因でもありました。また、研修会後、受講者から「一方通行の講義はなかなか、集中できない。講義の3分の1を質疑応答にしてもらいたい」、「フリートーキングの時間もあっても良かったのでは」などの意見が出されました。また、各講習会、研修会の進め方に一石を投じる意見が少なからず出されました。(田外 記)

ページトップへ▲

■全体会議及び忘年会を開催

平成21年12月18日

平成21年12月18日、ホテルポールスターにおいて全体会議及び忘年会を開催しました。全体会議開催前に、北海道中小企業中央会の紹介で濱﨑亮弁護士による、建設業法令遵守ガイドラインについて講演を頂きました。

その後、エコウエル協会の神谷講師から「エコウエル工法」の概要について説明を受けました。全体会議では、全圧連の染谷専務理事も出席され、上期事業報告・決算報告が承認されました。

忘年会は、日頃お世話になっている方々をお招きし、予算面では現況を踏まえて縮小されましたが、染谷専務理事から、全圧連第5次構造改善計画(案)について説明され、皆さんの関心を集めました。(田外 記)

林理事長   濱﨑講師
林理事長   濱﨑講師
ページトップへ▲

■通常総会開催報告

平成21年5月20日
林理事長から向峰さんに感謝状が贈られた

5月20日(水)にノボテルホテル札幌にて、平成21年度北海道圧接業協同組合通常総会が開催されました。

来賓には染谷全圧連専務理事の出席をいただきました。総会は林理事長が議長を務め、約40分で恙無く閉会いたしました。

次に懇親会に移り、この3月末で自主廃業された向峰さんへ感謝状、記念品が授与され、また、今年度より入会した㈱アツケン工業の青年社長、清水さんが組合員、お取引様に紹介されました。最後に丹羽副理事長による恒例の盛り上がり閉会挨拶が行われ、幕を閉じた次第であります。(田外 記)

ページトップへ▲

■全体会議・忘年会開催される(北海道圧接業協同組合)

平成19年12月22日

平成19年12月22日、札幌駅前のホテルポールスターにて全体会議及び忘年会が開催されました。全体会議には、城顧問、全圧連染谷専務理事のご臨席を賜りました。

全体会議では、林理事長の挨拶の後、現在までの事業内容及び予算執行状況について、事務局から説明され了承されました。引続き、林理事長から全圧連理事会及び三役・6単協理事長会議の内容について説明され、染谷専務理事から補足説明がなされました。

また、圧接基幹技能者に関する疑問点について、染谷専務理事から今後の方向性、資格等について明快な説明をいただきました。

全体会議後、別室において忘年会が開催されました。参加者35名の中には、城北海道大学名誉教授、谷北海学園大学工学部長、田中中央会振興部長など幅広く参加していただきました。また、歴代の歌謡チャンピオンを集めての歌謡グランプリ大会はそれぞれ「優勝歌」以外のきつい条件の中で行われ、本命視された最上社長が選曲ミスで優勝を逃がし(涙の操)、ダークホースの染谷専務理事がトップバッターという優位性を生かせず(長崎の鐘)、取引先の大本命の佐藤さんが準優勝になり(大阪の女)、優勝は向峰社長に輝きました(路地の雨)。また、この1年組合に最も貢献した「論功賞」にはいつも大阪から駆けつけていただくヤマザキ産業の山崎社長が選ばれ、表彰されました。

最後に丹羽副理事長のぼけた挨拶(生地)で会場を笑わせてクラッカーで閉めました。(田外 記)

ページトップへ▲

■平成19年 地方意見交換会報告書

平成19年3月8日

北海道大学名誉教授の城先生と一部地方の組合員及び社員の方との意見交換会が、下記の通り行われた。日頃接する事の少ない大学の先生との交換は、有意義だったとの感想をいただいた。将来的に先生を媒介として、組合企業からの発信が元請、設計事務所などに伝達される体勢作りに繋がれば意義がある。

実 施 日実施場所参加組合員及び社員
平成19年3月8日(木)旭 川(有)向峰工業所
平成19年3月15日(木)帯 広(株)東圧、(有)SPH山田、事務局
平成19年3月16日(金)釧 路(株)シバタ鐵工業
城先生のコメント

優良圧接会社制度がスタートして11年目になり、全国で82社になっております。優良圧接会社は現在、大阪・東京などの大都市において、指定される傾向が出ております。しかしながら、地方では認定会社が少ないので、指定されない現状課題があります。それを、協会、組合、認定会社がアピールして行かねばならないと思います。優良の上にA級があり、その他の継手でもSA級に認定されたものはなく、故に現在、A級がトップです。また、鉄筋の高強度化が進み、高層化、耐震構造に伴い、SD390、SD490が多くなり、協会でも圧接性能の調査研究をして資料も発行していますが、地域の鋼材を使用しての北海道圧接業協同組合独自のサンプリングデータを造る必要もあると思います。

ページトップへ▲

■北海道圧接業協同組合の創立30周年記念祝賀会開催

平成18年7月12日

7月12日午後4時から、札幌全日空ホテル3F「祥雲」で北海道圧接業協同組合の創立30周年記念祝賀会が開催された。式典は、林理事長の挨拶からはじまり、つづいて来賓の水城道議会議員をはじめ多数の方々からお祝辞を頂いた。次に毎年組合員に募集した安全標語の中から選ばれた優秀作品を表彰した。更に、永年組合活動に貢献して頂いている最上、向峰、尾藤の3氏に感謝状が贈られた。

引き続き、日本間で祝賀会を総勢60余名参加のもと開催された。ここもシャイな北圧協の組合員より、西日本、関西、中日本、関東、東北の駆けつけて頂いた皆様に逆に盛り上げて頂き、盛会だった。北圧協恒例(3年続けた所偽か一部には厭きたという声もありますが)のカラオケコンクールが開催され、本命視された嘉藤さんがまさかの脱落で、最後は実力派の向峰さんと、優勝には縁遠いと見られていた、染谷さんの一騎打ちとなり、まさかまさかの染谷氏が優勝した。

ページトップへ▲

■北圧協恒例の大忘年会開催

平成17年12月17日

12月17日、北圧協恒例の大忘年会が、札幌後楽園ホテルで40名参加のもと開催された。来賓には、水城北海道大学大学院教授、谷北海学園大学教授らを迎え、安全表彰式、歌謡選手権、ビンゴ大会などが催され、おおいに盛り上がった。特に注目を集めたのが、歌謡選手権で下馬評、断然優位の尾藤さんの票が伸びず、最上さんと向峰さんが同点となり最後の1票で最上さんが見事優勝を飾った。

ページトップへ▲