教育・研修・資格(平成16年度)

■第14期圧接基幹技能者育成講習会開催

平成17年2月21日

2月21日から26日、富士教育訓練センターにおいて、第14期圧接基幹技能者育成講習会が開催されました。参加者募集に当たり、既に、基幹技能者数が手動ガス圧接技量資格者の15%を超えている現在、受講生が集まるかどうか危惧していましたが、基幹技能者の施工台帳への記載など環境の変化により、多くの参加者を得ました。講習会は、学科及び実技講習が行われ、試験の結果、21名が圧接基幹技能者として認定されました。

今回も、特別講義として、東京工業大学大学院鈴村教授による「固相接合の世界」と題して、鉄筋が何故接合されてるのかについて講議され、熱心に聴講されていました。

  • 朝礼でのラジオ体操
  • 東工大鈴村教授による「固相接合の世界」
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■平成16年度経営者研修会終了する

平成16年8月19日

毎年実施しております経営者研修会が8月19日に富士教育訓練センターにおいて実施されました。本年度はお施主さまであります、福島建築構造技術者協会理事(JSKA)、三木長谷工コーポレーション部長を講師としてお招きし、お客様は圧接業に何を望んでおられるかについて講演を頂きました。また、国土交通省田上課長補佐から「ガス圧接に期待すること。」と題して基調講演を頂きました。

福島理事からは「全圧連は何を売って行くか。」について話され、①三位一体体制の構築と推進、②品質保証システムの第3者性確保、③対外的アピールの推進、④関係団体との連携強化について提言されました。

また、三木部長からは最近増えている「ネジ節鉄筋の圧接性実験」について報告され、ネジ節鉄筋の圧接性の可能性を示唆された。また、過去の抜取り検査実績を踏まえ、圧接の今後の取組みについても具体的な提言をされました。

今回の研修会は、お客様は圧接業に何を求めているかが明確にされ、現在実施している全圧連の第4次構造改善計画に反映させる貴重な研修会になりました。

経営者研修会プログラム
司会  志田俊昭
1.開会挨拶
教育育成委員長  徳永 一郎
2.講演
1)基調講演
専門工事業を取り巻く諸情勢 ~ガス圧接業界に期待すること~
国土交通省課長補佐  田上 恵生 氏
2)特別講演
性能設計から見た鉄筋継手 ~ガス圧接は生き残れるか~
(社)建築構造技術者協会 理事  福島 順一 氏
3)特別講演
ネジフシ鉄筋の圧接性に関する実験的検討報告
(株)長谷工コーポレーション 部長  三木 肇 氏
4)建設産業構造改善事業報告
全圧連 専務理事  染谷 治男
  • 基調講演
  • 「専門工事業を取り巻く諸情勢
    ~ガス圧接業界に期待すること~」

  • 国土交通省 課長補佐
  • 田上 恵生 氏
  • (写真左)
  • 特別講演
  • 「ガス圧接が生き残る為には」

  • (社)建築構造技術者協会
  • 福島 理事
  • (写真右)
  • 特別講演
  • 「ネジフシ鉄筋の圧接性」

  • (株)長谷工コーポレーション
  • 三木 部長
  • (写真左)
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■第3期生圧接基幹技能者指導員育成講習会が開催される

平成16年6月23日

2年間で4回実施される圧接基幹技能者指導員育成講習会の第3回目が、6月23日~26日にかけて、富士教育訓練センターで実施されました。3期生の初めての講義訓練が行われ、人に教えることの難しさを実感しました。

また、特別講義として、(社)日本圧接協会・技術委員であります石附委員から「締付けボルト痕による破壊のメカニズムと破断防止策」について説明があり、現場への反映を確認しました。

渡瀬講師による実技訓練として、最近増えているSD490の圧接訓練を行いました。SD490は圧接条件幅が狭く、品質管理の重要性を改めて認識するとともに、今後の対応についての認識を学ぶことが出来ました。

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■平成16年度新入社員育成講習会に25名参加

平成16年4月12日

全圧連主催の新入社員育成講習会が4月12日~24日にかけて、富士教育訓練センターにおいて実施されました。この講習会は圧接業で働くために必要な資格である、ガス溶接取扱い講習、研削砥石取扱い、高所作業車免許、玉掛けの資格を取得することができることで組合員に人気のある講習会です。本年度は25名の参加者があり、全員が4種類の資格を取得しました。即戦力として期待されます。

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