■千葉県鉄筋業協同組合と連携して県立京葉工業高校と
県立東総工業高校で出前講習
令和5年6月21日・28日
土木や建築のさまざまな施工現場にたずさわる人の技能、技術、建設業の理解を深めるため、6月21日、28日に千葉県鉄筋業協同組合と連携して県立京葉工業高校と県立東総工業高校で、鉄筋組立施工とガス圧接継手について出前講習を行いました。講習は鉄筋工事の工程を理解するために、鉄筋の組み立て、結束から始まり、ガス圧接継手の体験をしました。津久井公太指導員と津久井陵介指導員のデモンストレーションに生徒たちは興味津々、指導員を取り囲むように見ていました。
京葉工業高校でのデモンストレーション | 東総工業高校での実技指導 |
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■鉄筋継手業を行う事業者に組合員の資格拡大
〜総合鉄筋継手へのキックオフ〜
令和3年7月20日
関東圧接業協同組合 理事長 大場 毅夫 |
令和3年、新型コロナウイルスの影響で、生活様式や仕事の取り組み方が大きく変わり、在宅勤務やテレワーク、ZOOMを用いたオンライン会議等、新しいコミニュケーションの取り方が好むと好まざるとにかかわらず求められています。
関東圧接業協同組合もインターネットを活用した、第51回通常総会をオンラインで開催しました。今回の総会では、設立50周年を契機に関圧協定款第8条の『組合員の資格』をガス圧接業を行う事業者から、『鉄筋継手業を行う事業者』へと変更しました。
1970年6月8日に設立してから50年の間に様々な継手が台頭してきました。1990年代は継手市場で90%以上が圧接継手の時代から、今は70%を切るところまで下がってきております。継手市場において、特に機械式継手が台頭していることを考えると、圧接継手が70%は厳しい状況にあると判断します。
溶接継手、機械式継手を取り込むこと、我々は圧接を諦めたわけではなく、圧接継手を活かすために、全ての継手の品質を向上させることで、鉄筋コンクリート構造物の評価が上がれば、継手市場が拡大すると考え、大きく舵取りをいたしました。
また、2020年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説で、菅総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
カーボンニュートラルは、継手業界にも今後影響がでてくるものと思われます。圧接継手の主燃料はアセチレンですが、今後、代替エネルギーを視野に入れた転換も考えていく時期が来ると思います。総合鉄筋継手は溶接、機械式継手に取り組むだけでなく、カーボンニュートラルを視野に入れた総合的に継手を見据えた業界の発展、転換という深い意味合いも含んでいるとも言えます。
我々がいかに生きていくか、ターニングポイントの息吹を感じるところまで次代は迫ってきました。
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■創立50年を迎え、記念式典、記念行事にかえて記念バッジを製作
令和3年1月31日
新型コロナウィルスが、世界中を災禍の渦に巻き込んでいます。日本でも緊急事態宣言(1月31日現在)が発令されており、3次感染拡大防止に全力を挙げて取り組んでいるところです。
そうした中、関東圧接業協同組合は、昨年6月8日に創立50年を迎えました。しかし、いつ収束するか見えない状況下、関東圧接業協同組合創立50周年記念式典、記念行事の開催は不可能と判断し中止いたしました。
しかし、関東圧接業協同組合として、50年の歴史を残すため記念バッジを製作しました。
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■職長・安全衛生向上教育を開催、40名が参加
令和元年9月7日、8日
KYについてグループ演習をする受講生 |
9月7日、8日の2日間、関東圧接業協同組合主催の職長・安全衛生責任者向上教育を開催しました。下村講師を迎え、職長・安全衛生責任者の役割から講義が始まり、最近の災害発生状況についての説明、現地KY実技訓練とリスクアセスメントを取り入れた作業手順書をグループで話し合い、発表を行いました。受講生は真剣に討議を行い、職長としての責任を再認識しました。
下村講師から「関圧協で講師をして3年目になりますが、受講態度も良く、とても熱心です。」との言葉を頂きました。
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■次年度に向けて優良圧接会社説明会を開催
平成30年12月14日
優良認定の説明を聞く組合員 |
12月14日、共和フォーラム(台東区)で優良圧接会社会主催の優良圧接会社認定取得の説明会が開催され、32名の組合員が参加しました。
この説明会は毎年行われており、優良圧接会社の認定発表後、次年度の優良申請に向けて、変更点、改正点、現地調査の状況について説明しています。
今回の説明会では、標準施工要領書は検査器具の日常点検項目への追加。改正した場合は作業員への周知記録の保管。準拠図書については、圧接工事に関係のない図書は審査時に内容についての質問をされる可能性があり、適切な図書のみを記載するよう注意して欲しいとのアドバイスがありました。
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■次年度に向けて優良圧接会社認定制度、鉄筋継手工事標準仕様書の勉強会を開催
平成29年12月19日
鉄筋継手工事標準仕様書改訂の勉強会 |
平成29年12月19日、関東の優良圧接会社会では優良圧接会社と次年度新規で優良申請する会社を対象に優良圧接会社の認定申請にかかる勉強会を開催し39社43名が参加した。この勉強会は優良認定の発表後、毎年開催されて、更新した会社と次年度更新ならびに新規で申請する会社が勉強会を通じて情報を共有する場となっている。
勉強会では、優良認定調査は品質マニュアルが公開されたことにより書類作成の負担は軽減されたが、現地調査で議事録、機器点検整備、不具合対策、再発防止教育等の書類のチェックが厳しくなったとの声があった。今回は、昨年9月に改訂された鉄筋継手工事標準仕様書(2017年)についても改訂のポイントについて細かく説明が行われ、質疑応答では隙間の表記、締め付けトルク等について質問がなされた。
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■外国人向けの特別教育開催
平成28年9月18日
9月18日、台東区民会館でベトナム人向けの足場組立作業従事者特別教育を開催しました。ここ数年、組合の講習会に外国人労働者の受講するケースが多くなってきており、(一社)労働技能講習協会との共催で実現しました。今回、ベトナム語で開催するという初めての試みであり、講習会は村上講師の講義を通訳のトウェンさんがベトナム語に逐次通訳していく形で進行しました。その結果、いままで日本語でしか聞いたことがない内容が母国語で理解できることから受講生は真剣な眼差しで講義に耳を傾けていました。
村上講師の講義を通訳するトウェン氏 |
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■千葉で第312回公開理事会、三支部合同支部会を開催
平成26年12月3日
三支部合同支部会で討議する参加者 |
平成26年12月3日に千葉県浦安市の舞浜ユーラシアにて三支部合同支部会が開催され、24社24名の方が参加しました。
毎年、三支部合同支部会の開催日に合わせて理事会を開催することになっており、理事会は組合員の方も参加できる公開理事会としました。会議では資格の有効期限、ガス圧接技術講習会、適格性証明書の表記について、熱心に討議がなされました。また、A級継手の施工単価についての発言があり、参加した皆さんは真剣に聞き入っていました。なお、会議終了後、ディズニーランドの花火を見ながらの懇親会となる予定でしたが、強風のため中止となり参加者は残念そうに窓の外を眺めていました。
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■職長能力向上教育講習会で97名が受講
平成26年9月14日〜11月16日
リスクアセスメントについて発表する受講生 |
9月14日から11月16日にかけて、職長能力向上教育を5回開催し97名の職長が受講しました。講習会は白井講師によるリスクアセスメントの講義を中心に、安全衛生管理、保守管理について学びました。
職長能力向上教育は、職長教育修了後、5年毎に職長の能力向上のために再教育を行うこととされています。今年度から受講修了シールを廃止し、新たに携帯用の職長能力向上教育修了証を発行することになりました。
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■第34回職長・安全衛生責任者教育ならびに第8回職長能力向上教育講習会を開催
平成26年8月30日・31日
リスクアセスメントについて講義する 白井講師 |
8月30日、31日に白井金平講師による第34回職長・安全衛生責任者教育と第8回職長能力向上教育講習会を開催しました。
職長能力向上教育は、職長教育修了後、5年毎に職長の能力向上のために再教育を行うこととされています。この職長能力向上教育は、安全衛生責任者も取得できるコースとなっており、講習会を受講しますと、安全衛生責任者教育と職長能力向上教育を同時に修了することができます。
なお、講習会を修了された22名の方には、修了証書と携帯用修了証及び受講修了シールを発行しました。
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■都立蔵前工業高校でガス圧接技術の出前講座を開催
平成25年12月12日
平成25年12月12日、都立蔵前工業高校の建築科の生徒34人に、ガス圧接技術と圧接理論についての講義が行われました。当日、建築科の生徒は初めて見るガス圧接に興味を示し、圧接の接合理論について講義を行ったあと、ガス圧接を体験するために生徒全員がD25とD32の供試体を作成の体験学習を行いました。
その後、生徒が作成した供試体を曲げ試験にかけ接合する状態を確認しました。これにより、圧接講義の内容がその場に実践、確認できることで、よりガス圧接に興味を示してくれました。
圧接の実技指導を行う指導員 | 実技のデモスレーションを行う金沢指導員 |
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■ガス圧接技術講習会開催
平成25年10月13日
講習会で作業確認を行う受講生 |
優良圧接会社対象のガス圧接技術講習会を10月13日につくば技術センターで開催しました。講習会には上級班80名、基本班9名のあわせて9名が受講しました。
この講習会は、(公社)日本鉄筋継手協会のガス圧接技術講習会のカリキュラムに準じて実施しており、土井指導員の作業標準の説明、(公社)日本鉄筋継手協会の田代講師による鉄筋のガス圧接継手の講義に引き続き実技講習を実施しました。
実技講習では、基本班と上級班に分け、種別に応じてガス圧接施工における圧接施工におけるバーナーワーク、姿勢等、重要なポイントを確認しました。デモンストレーションでは藤井指導員、小林指導員が実際の不具合の破面を受講生に見せて注意すべき点について説明を行ないました。なお、次回、ガス圧接技術講習会は平成26年3月に開催します。
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■ガス圧接技術講習会開催
平成24年9月30日
デモンストレーションの実技をする 春日指導員と船橋指導員 |
優良圧接会社対象のガス圧接技術講習会を9月30日につくば技術センターで開催しました。講習会には上級班89名、基本班15名のあわせて104名が受講しました。
この講習会は、(公社)日本鉄筋継手協会のガス圧接技術講習会のカリキュラムに準じて実施し、土井指導員の作業標準の説明から始まり、(公社)日本鉄筋継手協会の田代講師による鉄筋のガス圧接継手の講義のあと実技講習を実施しました。
実技講習では、基本班と上級班に分け、種別に応じてガス圧接施工における圧接の重要なポイントを確認しました。デモンストレーションでは藤井指導員、春日指導員が実際の不具合の破面を受講生に見せて注意すべき点について説明を行ないました。
当日、台風17号が関東地方に上陸の可能性があり開催が危ぶまれましたが、台風の影響を受けることなく無事終了しました。なお、次回、ガス圧接技術講習会は平成25年2月に開催予定です。
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■第42回関東圧接業協同組合通常総会が開催
平成24年5月17日
第42回通常総会で就任挨拶を行う大場理事長 |
平成24年5月17日に八重洲富士屋ホテルにて第42回通常総会を開催しました。村主副理事長による開会挨拶に引き続き、議長には大場理事長が推薦され、大場議長の進行により議事は滞りなく、原案通り承認されました。
今年度は、任期満了に伴う役員の改選時期にあたり理事15名、監事2名が選出され、同日、第284回理事会を開催し理事長、副理事長の選任を行いました。
第21期役員が選任され新体制が決まる
理 事 長 | 大場 毅夫 | |||
---|---|---|---|---|
副理事長 | 甲斐 敏夫 | 草間 孝 | ||
理 事 | 村主 昭雄 | 三木 義之 | 太田 純一 | 関野 昌治 |
長谷川 勝 | 佐藤 保男 | 児玉 雅一 | 出口 利雄 | |
奥谷 昌二 | 稲垣 哲治 | 小林 誠治 | 増田 和司 | |
監 事 | 土方 満晃 | 坂本 信輝 |
大場理事長挨拶
第21期関東圧接業協同組合理事長として推薦頂きました大場毅夫です。
1期2年、一生懸命頑張る所存ですので、皆さん、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
関東圧接業協同組合は、建設産業専門団体関東地区連合会(関東建専連と略)に加入しており、関東建専連の向井会長から、今年はベトナムの技術指導に協力して欲しいとの要請を受けております。(中略)
今後、ベトナムで技術指導を行い技術者を養成します。4年後に研修施設を建設して、ベトナム研修センターを開設したいという計画があります。
今後、もっと具体的な動きがあれば皆様に発信していきたいと思います。私としては、皆さんの意見を伺いながら、このように夢のあることを前向きに考えていきたいと思います。
皆さんと話し合う機会を多く持ちご理解頂き、今後ともご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(中村 記)
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■第6回職長能力向上教育講習会が開催
平成23年9月4日
リスクアセスメントについて講義する 下村講師 |
9月4日(日)に下村 勉講師による第6回職長能力向上教育講習会が開催されました。
職長能力向上教育は、職長教育修了後5年毎に職長の能力向上のために継続して再教育を行うこととされています。
今年度の職長能力向上は、安全衛生責任者と同時に取得できるコースとなり、講習会を受講しますと、安全衛生責任者教育、職長能力向上教育を同時に修了することができるようになりました。
講習会を修了された17名の方には、修了証書と携帯用修了証及び受講修了シールを発行しました。
職長能力向上教育修了者
植月和正(日圧(株)) | 植松高博(日圧(株)) |
高浦政男(日圧(株)) | 小杉朋文(日圧(株)) |
庄子芳男(日圧(株)) | 志村昌弘(日圧(株)) |
大寺勝男(日圧(株)) | 長谷川 寛(日圧(株)) |
滝澤鉄也(日圧(株)) | 渡辺浩史(日圧(株)) |
高橋知則(日圧(株)) | 江原清治(タツミ圧接(有)) |
北川英史(タツミ圧接(有)) | 川野 武(タツミ圧接(有)) |
菊地作敏(タツミ圧接(有)) | 児玉 峰(タツミ圧接(有)) |
江藤裕二(タツミ圧接(有)) |
(中村 記)
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■宇都宮で第266回理事会、三支部合同支部会を開催
平成22年9月16日
平成22年9月16日に栃木県宇都宮市のエストインにて三支部合同支部会が開催され、28社29名の方が参加しました。三支部合同支部会は、3つの支部が持ちまわりで幹事を行い年に一回、全組合員で業界について話し合うことを目的として開催されています。
今回、三支部合同支部会の開催日に合わせて理事会も開催することになり、三支部合同支部会と理事会を併催しました。併催したことで、理事会の審議事項に組合員の方々も参加できる公開理事会形式となりました。会議は、大場理事長から歓迎の挨拶、自己紹介と続き、議題に沿って報告、討議がなされました。特に、平成23年度から変更となる優良圧接会社認定評価基準について甲斐副理事長から説明がなされると、熱心にメモをとる組合員が多く見られました。
また、佐藤理事から(社)日本鉄筋継手協会が作成中である標準施工要領書について経過報告がなされました。最後に、圧接業界の今後の状況、単価の問題についての発言があり、参加した皆さんは真剣に聞き入っていました。なお、会議終了後、懇親会が催され宇都宮名物の餃子で一献を傾けました。(中村 記)
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■第3回関東技術講習会開催
平成19年11月18日
技術者の技術レベルのボトムアップを図るため、知識と技術の研鑽を目指した技術講習会を2年前から実施して、技術講習会も今回で3回目となりました。第3回目は、11月18日(日)に(社)日本圧接協会つくば技術センターで開催され、17社71名の参加申込みがありました。
今回の講習会は、加熱に関する学科と実技の講習会となり、きめ細かく指導できるようにするために人数を制限し、11月と平成20年1月と2回開催し、参加者を2つのグループに分けて指導することになりました。講習会では、加熱の知識として加圧・加熱条件別の不具合発生の要因、ガス供給装置・吹管・バーナ毎の火炎調整を学び、実技では圧力パターンを確認するために1次加圧、2次加圧の時間と加圧の計測を行い、各自の圧力パターンを理解することが今回の講習会の目的でした。
今後、各受講生から収集した圧力パターンから品質が安定するパターンの検討を行い、そのパターンをトレースし、コントロールできるところまで講習会を実施していきます。
(中村 記)
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■経営者も参加、第2回関東技術講習会開催
平成19年2月25日
2月25日(日)に東京池袋の桐杏学園で第2回の関東圧接業協同組合主催の技術講習会が開催され26社91名が参加した。今回の講習会は経営者、品質管理責任者を対象とした講習会で、草間副理事長の挨拶に引き続き、関野技術委員長より、経営者も品質管理責任者も講習会を通じて勉強をして頂き、ユーザーの皆様に安心して圧接を使って頂けるようになることが必要である。そのためには、経営者が先頭に立って技術者の教育と育成に励み、自ら圧接について真剣に取り組む必要があると、講習会の主旨説明がなされた。今回の講習会では、継手に関する幅広い知識を習得することを目的として、機械式継手、エンクローズ溶接など、他の継手についても学び、圧接については、ガス圧接の品質管理、チャック破断の他、受入検査については、東京都建築工事標準仕様書、建築工事施工計画の報告と建築材料試験の実務手引から引張試験の判定について説明がなされた。
受講生からは、「建築工事標準仕様者と東京都防災・建築まちづくり防災センターの仕様書との引張試験の判定結果の違いについて学ぶことができたという。今後、取引先との交渉に役立てたい。また、是非このような講習会を開催して欲しい。」と講習会に期待を寄せる声が多くあり、次回は加熱炎について6月に講習会を開催予定。
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■2年間かけて技術、知識の習得、関東技術講習会開催
平成18年11月19日
11月19日に、(社)日本圧接協会つくば技術センターで、関東圧接業協同組合主催の組合員を対象とした、関東技術講習会が開催され、21社93名が参加した。
講習会に先立ち、坂上副理事長より「私たち圧接に従事する者にとって、技術は業界の発展のために欠かすことができないものであり、ユーザーの皆様に喜んで頂ける商品、安心して使っていただける技術こそが生き残りへの道である」と挨拶があり、引き続き関野技術委員長より、顧客のニーズに応えるために品質管理の基礎となる技術を確立することが必要であり、そのためにも技術者の教育育成が不可欠であると、講習会開催の主旨説明がなされた。
今回の講習会では加圧編として、加圧力の設定、加圧のタイミングについて学び、受講生から「今回、講習会に参加して普段から疑問に思っていることが理解できた。圧接技術についても再確認することができ、認識を新たに取り組むことができる」と、また、「このような講習会は技術者だけのものではなく、経営者の方も一緒に参加して圧接についての認識を新たにして欲しい」と、今後の講習会に期待を寄せる声もあった。この講習会は、平成18年11月から平成20年2月までに4回開催され、講習会は、実技講習と学科講習に分かれ、圧接に必要な知識の習得、品質管理、実技による技術の向上と、技術者が現場で必要な知識、技術を2年間かけて習得するもの。次回は、ガス圧接の接合、鉄筋のガス圧接工事標準仕様書について2月に講習会を開催する。