■☆2011年度建設マスター受賞おめでとう☆
平成23年9月15日
国土交通省は9月15日東京港区メルパルクホールで平成23年度建設産業人材確保・育成対策顕彰の式典を行ないました。例年5月の式典ですが、今年は東日本大震災の影響で遅れての開催になりました。
しかし、今年も全国の建設業に携わる人々の中から模範となる技術・技能の優れた401名が優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)の栄誉に輝きました。
全圧連からは、福留広美さん((株)佐々木工務店)、長船龍平さん(北陸ガス圧接(株))、玉城孝さん((株)前田ガス圧接)、阿部万亀雄さん((株)近江ガス圧接工業)の4名の皆さんが顕彰されました。より一層のご活躍を期待いたします。
受賞の感想
福留 広美さん (株)佐々木工務店
家族の方と式に参加している受賞者が多く見られ驚きました。
私の場合、何かをなしとげた感覚はなく、受賞した感じで、周囲の方に支えられて頂いた賞です。これからも、精進し、建設マスターの名に恥じないよう、技術・技能を磨き、後輩と共に、圧接工事を盛り上げて、社会に貢献していきます。
最後に、受賞を聞いた母が、とても喜んでくれました。推薦を頂いた全圧連の皆様、本当に、ありがとうございました。
長船 龍平さん 北陸ガス圧接(株)
この度は、建設マスターと言う名誉ある賞を受賞させていただけたことは私自身、大変に誇りに思います。
圧接業に従事し、22年と言う年月を送り、まわりの方々に支えられ、いろいろな経験をさせていただき今回の名誉ある賞を頂けたものと思います。ホントに心から御礼申し上げます。
これからも、圧接業界の為に、移り変わる建設技術に対応すべく、品質の確保は当然のことですが、これからの技能者の育成、技術の伝承に、これまでの経験を活かし力になっていければと思います。また自分自身、建設マスターと言う賞に恥じないように、今迄以上技術・技能を磨き、専門工事業としての地位の確立に努めていければと思います。
玉城 孝さん (株)前田ガス圧接
建設マスターと云う大きな賞を頂いて喜びと共に身の引き締まる思いで一杯です。
いろいろな方々に感謝とお礼を言いたいと思います、又ゼネコンさんからも祝電を頂き誠にありがとうございました。又一方では責任の重さを感じております。
私はこの業界に入り品質管理に積極的に取組んできました。技能・技術を向上させ、顧客の信頼を得られるよう努力し、後世に残る構造物を造り、圧接と言う素晴らしい技術を守り継承し、ガス圧接業界が発展していくために、微力でありますが尽力していきたいと思います。又、今後は、後進の指導にも力を入れて行きたいと思います。
阿部 万亀雄さん (株)近江ガス圧接工業
全圧連をはじめ関係各位の推薦を頂き、建設マスターを受賞することができ身に余る思いです。 ありがとうございました。社長をはじめ同僚やいろいろな仲間の支えがあってのことだと思います。本当にありがとうございました。まさか、自分が受賞することができるとは思いもよらないことで嬉しいやら恥ずかしいやら何とも言えない気持ちです。ただ責任も重いなと感じます。
今、圧接業は大変厳しい環境の中に追い込まれていると思います。特に品質に対しての信頼を回復していかないと圧接業がなくなってしまうのではと心配しています。自分は幸いにも恵まれた環境の中での仕事を通じて、諸先輩方の指導や、各研修会及び講習会などに参加させて頂き技能・技術のレベルアップができてきたと思います。その経験を活かして技能・技術だけでなく心も伝えることができればと思います。今回の受賞に際しては関係各位の皆様本当にありがとうございました。
ページトップへ▲
■国土交通大臣表彰を受けて
平成23年7月11日
宮口 茂樹 (東海ガス圧接(株))
この度、建設事業の振興に尽力、貢献したとして7月11日に国土交通大臣表彰を頂きました。身に余る光栄に感謝いたしております。二代目社長として業界に入り組合及び全圧連の皆さんに仲間として受け入れていただいたからこそと心から御礼申し上げます。特に染谷専務の適切なご指導によって自身の進道を見いだすことが出来ましたことも感謝しております。
専務が名付け親のビッグボーイの開発を始め、天然ガス圧接、高分子天然ガス圧接と工法開発一筋に歩んでまいりましたが、圧接は奥深くまだまだ思うようになりません。今後も更に勉強を続け鉄筋と会話ができるまで私の『圧接道』を精進したいと考えています。皆様のご指導をよろしくお願い申し上げます。
ページトップへ▲
■第34回通常総会原案通り可決される
平成23年5月31日
5月31日、東京柳橋にあるベルモントホテルにて第34回通常総会が開催され、東日本大震災で被災された方々に対して哀悼の意と黙祷を捧げました。
今年度の事業計画(案)、予算計画(案)、定款変更(案)など原案どおり可決決定されました。特に、本年度は東北圧接業協同組合が全圧連を脱退したことにより、定款変更を行ないました。「本会の地区は全国とし、6地区で構成する。」を「地区は、全国の区域とする。」に変更し、東北地区の皆さんが個別に全圧連に加入できる仕組みとしました。また役員15年永年勤続表彰として大場会長から染谷専務理事に感謝状が授与されました。
挨拶をする大場会長 | 総会風景 |
冒頭、大場会長から、全圧連も今日で34回の通常総会を迎えることができたことは先輩達の努力の賜であり、70回、80回と続けていくことが我々の責務である。東日本大震災では死者、行方不明者合わせて23,769人、避難されている人は10万人を越えており、毎日心を痛めている。東北組合の幹部との話しでは、復旧、復興が始まるのは早くても3年後と話をしていた。圧接の技術は進歩しているが、問題は現場が少ないこと。優秀な技術を持っていながら使うところがない。信用、信頼を勝ち得て、各方面の方々に認めてもらわなければ将来はない。一時は200社いた組合員は114社にまで減ってしまった。1社でも会員企業を増やすためにも魅力ある全圧連を構築して行きたいとの挨拶がなされた。
総会風景 | 表彰を受ける染谷専務理事 |
第34回通常総会懇親会
引続き、別室において懇親会が 開催され、大場会長の挨拶のあと、国土交通省を代表して須田課長補佐、公益社団法人日本鉄筋継手協会橘高会長、(社)全国鉄筋工事業協会内山会長、衆議院議員斉藤先生からご祝辞を頂きました。
須田課長補佐 | 橘高会長 | |
---|---|---|
国土交通省は、東日本大震災復旧、復興に向けて、下請債権保全支援事業や各種の金融支援事業等に取組んでおり利用して欲しいこと。建設産業戦略会議は6月中にとりまとめを行なうこと。建設業は技術と技能によって支えられている産業であり、圧接業は基幹技能者教育を早くから実施され、圧接指導員を養成し、各地区での実技講師とするなど人作り対応されていること。今後も時代のニーズ対応した諸事業に取組んで欲しい。 | 日本鉄筋継手協会は昨年から公益社団法人となったこと。公益社団とは不特定多数の日本国民の利益に供する開かれた法人であること。資格証に公益がつくことで信頼性あるいは工事自体の安全性が担保されていること。資格制度は、品質向上の規範となること等継手協会の制度を利用して信頼性を向上させ、日本の将来のため貢献して欲しい。 | |
内山会長 | 斉藤先生 | |
---|---|---|
全鉄筋も公益社団法人を目指していること。会員企業が廃業により100社減ってしまったこと。仕事をしないで生活保護で飯を食えるのではなく、仕事をした人と、正しい技術と経営に優れた会社が生残れるために、国交省と我々建設業者が力を合わせて明るい日本をつくること、頑張れ建設業。 | 東日本大震災で日本は大変な時期であるが、心を合わせて、大きな復興のチャンスと捉え頑張って行かなければならない。この難局を乗り越えるためには、みんなが結集できるリーダーが必要で、全ての力を結集して、挙国一致的な体制が必要と考える。圧接業の更なる発展に向かって頑張って行きましょう。 | |
ページトップへ▲
■第3回青年部会 通常総会終了する
平成23年5月31日
挨拶する松本会長 |
5月31日、台東区柳橋にあるベルモントホテルにて第3回通常総会が開催され、原案通り可決決定されました。
当日は、全圧連第34回通常総会前に同会場にて通常総会を開催しました。通常総会に先立ち松本青年部会会長から以下の挨拶がなされました。
始めに、全国各地から出席した会員に対しの謝辞のあと、東日本大震災で犠牲になられた方々に心からご冥福を申し上げると共に、被災された方々にお見舞い申し上げます。
建設業を取巻く環境は厳しい環境下にありますが、我々専門工事業者は物作りの原点に立って、エンドユーザーが安心する建物作りを目指して行く。そして確実なガス圧接を目指して更なる技術の強化と若さと活力をもってこの難局を乗り越えようと呼掛けました。
司会する嘉藤幹事 | 議案を説明する足立副会長 | |
会計監査報告をする大島幹事 | 開会挨拶をする草間副会長 |