全圧連の動き(平成29年度)

■40周年を迎えて、圧接のこれから

平成30年1月31日
全国圧接業協同組合連合会 会長 大場毅夫
全国圧接業協同組合連合会
会長 大場毅夫

全国圧接業協同組合連合会(以下:全圧連)を設立して40年が経ちました。設立を記念してロイヤルパークホテルで記念祝賀会を開催しました。斉藤衆議院議員をはじめ、多くの方々にご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。

全圧連は誕生してから40年ですが、実は圧接が産声を上げてから70年近く経っています。少し圧接の歴史についてお話ししたいと思います。

日本でガス圧接が研究され始めた歴史は古く、昭和18年、第2次世界大戦の最中でした。満州鉄道の橋梁工事でガス圧接によって施工された記録があります。しかし、レールのガス圧接となると6年ほど遡り、昭和12年アメリカイリノイ大学での技術会でレールの実験をしています。これがガス圧接の起源です。その後、日本では昭和23年鉄道業務研究資料に「ガス圧接法に関する研究-ガス圧接法による鉄筋の接合」が発表され、これが日本でのガス圧接の始まりです。

昭和25年、大井一郎氏と稲積豊二氏、この二人によって圧接の歴史が始まりました。当時、大井氏が勤務していた鉄道技術研究所で次長だった稲積豊二氏は退職して明治工業(本社 栃木県宇都宮市)の技術顧問となりました。当時、明治工業で建築部長をしていた荒山茂氏のもとで溶接をしていた父、大場金市、寺崎冨三郎氏が圧接の実験に携わり、1口の火口バーナーを2本用いて22mm〜26mmの丸棒の実験を実用化に向けて開始しました。

昭和28年ガス圧接専門会社として、㈶鉄道弘済会が日本ガス圧接㈱、寺崎氏が北陸ガス圧接㈱を設立しました。それから国鉄技術研究所で資格認定が行われ、認定第1号は大場金市、第2号は寺崎冨三郎氏が取得しました。

昭和40年、日本ガス圧接㈱、関東ガス圧接㈱、北陸ガス圧接㈱、㈱須山工業所、東亜圧接㈱、松栄工業㈱の6社が集まり、圧接専門業者による初の会合がもたれ、その後、関東の会社が加わり八日会となり、昭和41年に任意団体として圧接業協同組合を結成しました。これが「全圧連」の前身となっています。

昭和45年に全国でガス圧接を専門とする業者42社の賛同を得て、3月に設立総会が行われ全国圧接業協同組合が誕生し、初代理事長に日本ガス圧接㈱の代表取締役川又久夫氏が就任しました。その後、連合会設立のために地区単位の組合設立準備活動を展開するためにモデルケースとして西日本支部(現、西日本圧接業協同組合)を指定しました。昭和51年、関東圧接業協同組合の設立認可を皮切りに各地区の協同組合の設立認可をもって、昭和52年11月22日、全国6地区の協同組合の代表理事は誓約書、設立趣意書に発起人として署名捺印をして、11月26日付で建設省に提出しました。これが「全国圧接業協同組合連合会」の誕生です。

あれから40年が経ちました。昭和59年からスタートした第1次構造改善計画も今は第6次まで進んでいます。第1次では、近代化に向けて中小企業近代化促進法に基づく業者指定に向けて積極的に活動を展開しました。昭和58年、ガス圧接継手は鉄筋工事業に分類され、鉄筋工事業(ガスを使用して鉄筋を圧接する工事を行うものに限る。=近促第2条第1項53の3)の呼び名を「鉄筋ガス圧接工事業」としました。その後、平成26年に鉄筋工事業の鉄筋継手工事として業種分類されました。

構造改善計画は、「品質の確保」と「それを担う技能者の育成」を基本方針として掲げ、積極的に組合員の技術の研鑽・研修に努めています。現在、第6次構造改善計画を展開しており、本計画では、「信頼できる技術集団をめざして」を基本方針として掲げ、ガス圧接継手を主体として溶接継手、機械式継手に取り組み総合鉄筋継手業として、我々の最大の強みである品質管理を活かし、継手のリーダーとしての重責を担い業界を牽引していかなければなりません。

昨年11月に開催されました鉄筋EXPO2017の鉄筋シンポジウムでも「これからの10年を見据えて」がテーマとなりました。これから10年先、我々はどのようになっているでしょうか、専門工事業には変わりありませんが、総合鉄筋継手業に変わっているかもしれません。しかし、変わらないものが1つだけあります。諸先輩方が連綿と守ってきた継手に対するプライド、それは品質です。『品質こそ我々の命』です。たとえ、総合鉄筋継手業になろうとも品質に対するプライドは変わることはありません。

10年先、100年先に向かって、我々の品質に対するプライドを若い世代に伝えていくこと、それが我々の使命です。

第1回全国ガス圧接技能大会(1995年)
第1回全国ガス圧接技能大会(1995年)
ページトップへ▲

■圧接に取り組む自覚と責任、プライドを
 〜SD490ねじ節鉄筋技術講習会の意義〜

平成30年1月31日
委員長 宮口茂樹
技術・品質保証委員会
(SD490太径鉄筋技術講習委員会)
委員長 宮口茂樹

1998年(公社)日本鉄筋継手協会は「鉄筋のガス圧接工事標準仕様書」にSD490の圧接継手を加えた。更に2006年には適正な品質管理の下で施工されたSD490のガス圧接継手は、A級継手として使用できることにもなった。ところが2011年になりSD490が圧接できなくなりつつあり、D35以上のSD490以外の鋼種についても同様の状況であることが多数の組合員から報告された。

何故、そのような状態がおきているのか業界に強い危機感が広がった。その後、継手協会と全圧連はその原因を調査した。結果、全ての圧接会社にSD490の施工方法の特徴を教育出来ていなかった点や、ねじ節鉄筋への対策が十分でなかった点に気付いた。そこで継手協会と全圧連は信頼回復の為「高強度鉄筋SD490のガス圧接施工標準」を確立するため共同研究を開始した。協会との基礎研究に4年、ねじ節鉄筋SD490 D51とD41の研究には全圧連独自で3年を費やした。足掛け7年の年月を経て竹節、ねじ節ともにD51まで施工標準が確立した。この施工標準の普及に向け技術講習会を2年にわたり展開した。講習会では座学の後、全員曲げ試験を行った。試験の結果施工方法の理解度に明らかに格差が生じた。それは地域差でもなく、会社の差でもなく個人差である。そしてこのまま終ってしまったら、圧接離れの風向きを変える事は困難と感じた。

2017年に改訂された「鉄筋継手工事標準仕様書ガス圧接工事(2017年)」では「SD490の施工においては十分な知識、技術を有する技量者を選定することが望ましい」と解説している。そこで全圧連では所定の技量が確認できた技量者に「SD490ねじ節鉄筋技術講習会修了証」を発行することとした。継手協会の了解も得られた。当初から名称は「……講習会修了証」としていたが講習会と言えど、全圧連独自の厳しい実技試験を行い合格率は3割と予想した。その内容は試験体を8本作成する。全てふくらみ付で3本は破面試験を行い、材料起因以外のフラットが無い事、残り5本は45°曲げ試験に全数合格する事とした。

「これではJISの試験より厳しいではないか」との批判も頂いたが、7年前の調査ではHAZ破断以前に圧接面破断も報告されており、先ず圧接面をきっちりとつなぐことが必要であると判断した。いよいよ講習会は2017年9月より12月にかけて全国で開催した。参加者は計130名に達し、合格者は63名で概ね5割の合格率となった。不合格者については、HAZで1本折損した受講者や、破面で僅かなフラットに泣いた受講者もいる。そんな受講者から「この程度のフラットはふくらみ付の引張試験であれば何の問題もない健全な圧接である」との指摘が多く寄せられたが、委員会はその御意見も十分理解した上での判定である。圧接技術としてフラットを無くす事は出来ても、その大きさをコントロールする事は出来ない。この講習会修了証については、フラットを無くす技術を収得する事が重要と考えている。

一年目の講習会を終了して合格率は当初の予想より良い結果となった。ただ合格者数に所属会社毎の片寄りがある。同一会社から2名参加し2名とも合格した例や2名参加して2名不合格といった具合である。これは社内教育の成果である。また持参した圧接機器、特にバーナーが十分吟味、検討されたものでないことも一因でないかと思う。所属会社のこれに挑む姿勢の違いを感じた。2018年もこの講習会は開催する。更に多くの合格者が誕生すると思われるが、合格した技量者は自覚と責任そしてプライドを持って圧接に取り組んでいただきたい。そして修了証がユーザーに認知され技量者が活躍できる機会が増える事を期待している。

SD490ねじ節鉄筋技術講習会(つくば技術センター)
SD490ねじ節鉄筋技術講習会(つくば技術センター)
ページトップへ▲

■創立40周年記念祝賀会
 斉藤鉄夫衆議院議員をはじめ73名の方が出席

平成29年12月14日
斉藤衆議院議員
斉藤衆議院議員

平成29年12月14日、ロイヤルパークホテルで全国圧接業協同組合連合会創立40周年記念祝賀会が行われました。

斉藤鉄夫衆議院議員をはじめ、国土交通省土地建設産業局建設市場整備課勝瑞智章企画専門官、(一社)建設産業専門団体連合会才賀清二郎会長、(公社)全国鉄筋工事業協会岩田正吾会長、(公社)日本鉄筋継手協会岡野素之会長、富士教育訓練センター菅井文明専務理事他、67名の方にご出席頂きました。

祝賀会は、全圧連大場会長の挨拶から始まり、斉藤鉄夫衆議院議員は公務多忙の合間を縫ってご出席頂き、「これからも鉄筋継手は永久になくならない。人類とともにあるのは明らか、圧接に育てて頂いたおかげで私の人生がある。圧接の皆さんと共に技術の発展のために一緒に頑張らせて頂きます」とお祝いの言葉を頂きました。

(公社)日本鉄筋継手協会 岡野会長
(公社)日本鉄筋継手協会 岡野会長

国土交通省からは、土地建設産業局建設市場整備課の勝瑞智章企画専門官に「連合会は昭和52年に創立以来、ガス圧接業の健全な発展に大きな役割を果たしてきました。とりわけ現場の要となる登録圧接基幹技能者の講習会や圧接OJT指導員講習、富士教育訓練センターを利用した新人教育など、人づくりに積極的に取り組み建設産業の発展にご尽力頂き敬意を表します」と出口陽一課長の祝辞を代読して頂きました。

引き続き、(公社)日本鉄筋継手協会の岡野素之会長は「圧接業界をまとめるためにご努力をされた方々ならびに大場会長、本当にご苦労様でした。全圧連の目指す総合継手業の将来を見据えて努力をする。しかも足元の圧接の基本を忘れないということは、先ほどお話しが出ました100年はいけると、いや、100年を越えてもっといけると感じた次第です。

(公社)全国鉄筋工事業協会 岩田会長
(公社)全国鉄筋工事業協会 岩田会長

総合継手業は、圧接、溶接、機械の継手技術を責任を持って施工することです。これができるのは全圧連であると思っています。鉄筋をひとつひとつ責任を持ってつなぐために技術者を育ててきた全圧連、これから全ての継手を担っていくことに大いに期待しています」と総合継手業への期待を込めた言葉を頂きました。

乾杯を兼ねて、(公社)全国鉄筋工事業協会岩田正吾会長からは、「全圧連40周年おめでとうございます。私は関西出身ですが、関西では関西圧接業協同組合の濱野理事長と鉄筋工事について、大学生、高校生、中学生、専門学校の生徒さんに教えています。その数、年間700名くらいです。生徒さんは、なぜか鉄筋の授業よりも「ボン」という音で焼く圧接の方が楽しいみたいで、圧接は生徒さんたちに人気があります。 私は、鉄筋工事と圧接の工事業者は切っても切れない仲にあると思っています。ですからこれからも切っても切れない関係をいかしながら、今後いろんな活動を共にしてまいりたいと思います」と力強い挨拶を頂きました。岩田会長は12月1日に就任して、初めての仕事が全圧連40周年記念祝賀会の乾杯となりました。

全国圧接業協同組合連合会 濱野副会長
全国圧接業協同組合連合会 濱野副会長

感謝状贈呈は、長年に亘り登録圧接基幹技能者の講師を務めた吉野次彦氏、全圧連副会長でありSD490ねじ節鉄筋の接合技術に尽力した宮口茂樹氏、圧接OJT指導員の指導講師の前田芳晴氏(㈲吉田圧接)、土井克也氏(㈱ダイイチ)の4名の方に感謝状と記念品を贈呈しました。

最後に、締めくくりとして全圧連濱野功副会長より、「業界と関係を持って頂いている団体の皆様、また、業界の仲間にご参会頂き盛大に開催することができました。皆さん、ありがとうございました。

我々、全圧連は、大場会長の挨拶にありましたように100年を目指して、一歩ずつ着実に一年一年をこなしながら前進し、今日、お集りの皆さんのご協力とお力を拝借いたしまして、頑張ってやっていきたいと思います」と感謝の辞を述べ、盛会のうちに終わりました。

感謝状贈呈(左から土井克也氏、宮口茂樹氏、右から前田芳晴氏、吉野次彦氏)
感謝状贈呈(左から土井克也氏、宮口茂樹氏、右から前田芳晴氏、吉野次彦氏)
ページトップへ▲

■ユーザーのため、技量者のためにSD490ねじ節鉄筋の圧接を実証する
 〜SD490ねじ節鉄筋技術講習修了証について〜

平成29年10月1日
全国圧接業協同組合連合会 会長 大場毅夫
全国圧接業協同組合連合会
会長 大場毅夫

今から7年前、平成22年の建築技術11月号に太径鉄筋の機械式継手の記事が掲載されたことがSD490ねじ節太径鉄筋の技術講習会へのきっかけとなった。

当時、「鉄筋工事関連での品質管理上の取組みの一つに、一定径もしくは一定強度以上の鉄筋の機械式継手の標準仕様化(予定)が挙げられる。(中略)それとは別にもともと適切な圧接作業を行うには難易度が高かったそれらの鉄筋の継手は、圧接継手を原則として禁止し機械式継手を標準仕様とするべくマニュアルを改定するものである。」との記事から、(公社)日本鉄筋継手協会(以下:継手協会)と全国圧接業協同組合連合会(以下:全圧連)の間で話し合いがもたれ、状況を把握するために調査を開始した。

1年後、平成23年10月、組合員から「SD490の現場において圧接ができない状態になっている。今後、太径(D35以上)についても同様になる。」と報告があり、全圧連では、すぐさま構造特記仕様書において太径鉄筋、機械式継手がどのように記載されているか調査を行った。その結果、D35以上において機械式継手と記載されている仕様書が多く、この状況では機械式継手の独壇場になると危機感を募らせた。

平成25年5月、全圧連は鉄筋継手シンポジウム((公社)日本鉄筋継手協会主催)で、SD490ねじ節太径鉄筋において、全ての継手の品質管理の重要性を訴えた。これを契機に継手協会はSD490作業標準作成のためにSD490ガス圧接技量試験方法検討小委員会を編成し、SD490ねじ節鉄筋のデータ構築に乗り出した。委員会では圧力パターン、揺動幅、圧接機器について実験、検証を行い、SD490の作業標準『SD490ねじ節鉄筋作業標準(案)』を作成した。

全圧連では、SD490のねじ節鉄筋の作業標準を確立するために技術講習会を開催し、全国展開することを全圧連ニュースで発表したのがちょうど3年前であった。その記事の最後に、講習会ではその地区で市場性の高いSD490のねじ節鉄筋を使用して統一した作業標準に基づき圧接を行い、技術の習得とデータを収集することを目的とした。市場性の高いSD490ねじ節鉄筋を使用することは、圧接の可能性を広げていくことにもつながる。あわせて、圧接継手の確かな技術の実証と検証をもって、設計事務所、ゼネコンをはじめ関係者に訴えていくことで、太径鉄筋市場の再編の転機になると期待している、と結んでいる。

平成26年10月、SD490ねじ節鉄筋技術講習会が全国5地区でスタートした。講習会はD38の圧接を基本として、流量計を用いて還元炎の状態を確認、揺動幅、アップセット量のデータベースの構築に努めた。受講生には、流量計を用いて酸素とアセチレンの混合比を数値で把握することで1R還元炎をイメージではなく、数値で具体的に理解してもらうことに注力した。

翌、平成27年はD41まで鉄筋径を拡大して講習会を行った。D38は垂れの問題、D41ではフラットの問題が発生した。SD490の圧接は、1次加熱の密着工程は端面を集中加熱する。2次加熱は外観形成工程であり、HAZ破断を起こさないために入熱量を抑えながら揺動していく。D38では集中加熱による垂れが発生し、D41はD38では発生しなかった外周部にフラットが発生した。この原因究明に2年間を費やした。

平成28年は、鉄筋径をD51まで拡大して講習会を行った。外周フラットの問題は平成27年から持ち越し原因究明に取り組んだ。実験を繰り返していくうちにD51のSD490ねじ節鉄筋の圧接はD38の圧接と何かが違う、D51のねじ節鉄筋の圧接に壁を感じた。還元炎の状態、バーナーのずれ、フラットの原因になる要因を全てチェックしてもフラットが発生した。様々な実験を試みたが想定した結果が得られず行き詰まった。どうしようもない閉塞感に襲われている中、ある指導員のひらめきで解決した。原因はアップセット量不足による接合不良であった。なんだ当たり前といえば当たり前だが、垂れに意識があるあまり初期の密着工程時のアップセット量が不足していた。更にD51の圧接ではバーナーの加熱能力とアセチレン量の関係が重要となる。つまり、D51の圧接においてバーナーの能力不足でアップセットを行うと圧接部の鉄筋温度は低下し密着工程でできたフラットは消えず最後まで残ってしまう。SD490のD51の圧接は、60ℓ/minを超えるバーナーの能力、バーナーの能力に見合う充分なアセチレンの量が必要となることが判明した。

この3年間で延べ390名が講習会に参加した。平成29年は3年間の集大成を形にするために講習会では、今まで積み重ねてきたノウハウを受講生に伝え、SD490の圧接技術と品質を担保するために、所定の条件を満たした受講生については、全国圧接業協同組合連合会から『SD490ねじ節鉄筋技術講習修了証』を発行することとした。

今も、SD490は圧接が出来ないと結論付けているユーザーがいる。その方々にもう一度SD490の圧接を見直して欲しい、見直して頂くために修了証の発行に踏み切った。そして、技量者が自覚と責任、プライドを持って圧接に取り組んで欲しい。

10月1日、沖縄地区を皮切りにSD490ねじ節鉄筋の技術講習会がスタートする。この記事が出る頃には講習会は始まっている。

「NO ATTACK NO CHANCE」、今年5月インディ500で初優勝の快挙を成し遂げた佐藤琢磨選手のことばです。

是非、チャレンジして所定の基準をクリアし、SD490ねじ節鉄筋の圧接を実証して欲しい。

ページトップへ▲

■平成29年度黄綬褒章 宮口茂樹氏 黄綬褒章受章

平成29年5月17日
代表授与される宮口副会長 褒章の記を手に宮口副会長
代表授与される宮口副会長 褒章の記を手に宮口副会長

5月17日、宮口茂樹氏(全圧連副会長)が黄綬褒章を受章されました。

黄綬褒章の伝達式は国土交通省にて石井国土交通大臣より褒章、褒記が授与されました。今回、天皇陛下は体調がすぐれず、代わって皇太子殿下に拝謁となりました。皇太子殿下の印象をお伺いしたところ、殿下は終始にこやかな顔で、授賞者の話に最後までじっと耳を傾けるお姿は、天皇陛下のお姿とだぶり、今後、重責を背負う覚悟を感じましたとのことでした。

今回の褒章は58名・13団体(内、黄綬褒章は54名、藍綬褒章2名、緑綬褒章1名9団体、紅綬褒章1名4団体)の中、宮口氏は建設業界を代表して檀上で授与されました。

ページトップへ▲