■ZGPシステム実技訓練・施工試験を実施
平成21年2月19日~21日
従来の圧接基幹技能者育成講習を継続してほしいとの要望を受け、2月19日から21日にかけて全圧連傘下従業員向けのガス圧接実技講習を実施しました。
初日には特別講師として、長谷工コーポレーション(株)建設部門技術部の三木肇ゼネラルエンジニアから、現場の品質管理について講演をいただきました。その後、浜崎指導員、前田指導員、土井指導員、田中指導員、藤井指導員、春日指導員らによる、ZGPシステムの実技訓練と、ZGPシステム施工資格試験を実施し、参加者21名全員が、ZGPシステム資格者として認定されました。後半には、大場副委員長も参加され、圧接業界の現状やガス圧接の新しい歴史を作って欲しいとの呼びかけがなされました。
圧接業の現状について話をする大場副委員長 | 実技講習の説明をする浜崎講師 | |
実技訓練する受講生 | 全員そろって修了記念撮影 |
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■登録圧接基幹技能者講習実施
平成21年2月16日~18日
平成21年2月16日~18日 / 富士教育訓練センターにて開催
入校式で挨拶をする徳長委員長 |
2月16日~18日、富士教育訓練センターにおいて、登録圧接基幹技能者講習を開催しました。この講習は、登録圧接基幹技能者としての初めての講習会で、講習要項を全圧連ホームページへ掲載、組合員外からの参加者も含め22名の方々が受講されました。
講習内容は、「基幹技能者共通テキスト」、圧接専門知識は「鉄筋ガス圧接入門」、「ガス圧接施工要領書」、「QC七つ道具」等を教材として使用しました。共通テキストは富士教育訓練センターの大平講師に、専門知識は全圧連の講師であります大石橋さん、羽田さん、浜崎さんにお願いしました。
終了試験は、(社)日本鉄筋継手協会に試験委員会を設置して頂き、講義の内容及び日常の現場施工業務に関連した問題50問を作成して頂き、実施しました。試験問題は4者択一式を採用しました。試験終了後、答案用紙は宅急便を利用して、試験委員会に送付しました。採点は、試験委員のダブルチェックによる採点を行い、その結果を、全圧連ホームページに掲載しました。
施行管理等について講義する大平講師 | ガス圧接入門について講義する大石橋講師 | |
ガス圧接施工要領について講義する浜崎講師 | 試験問題に取り組み受講生 |
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■登録圧接基幹技能者特例講習会実施状況(1/25中日本、2/15東北、3/1関西)
平成21年1月・2月・3月
1月から3月にかけて、平成20年度実施予定の登録圧接基幹技能者講習が、東北、中日本、関西の角逐で実施されました。全国での受講資格対象者21名を加えて、286名の登録圧接基幹技能者が誕生しました。各地区の事務局長さんの報告を掲載いたします。
◇◆◇中日本地区◇◆◇ 平成21年1月25日/今池ガスビル開催
平成21年1月25日に、今池のガスビルにおいて中日本地区の登録圧接基幹技能者特例講習会が、東京・札幌・福岡に続き、第4回目として開催されました。参加人数は45名で、講師として全圧連・専務理事の染谷講師、富士教育訓練センターの大平講師、東亜圧接㈱会長の若林講師、宮口教育育成委員らの4名を招いて行われました。
参加者が緊張した面持ちの中、宮口教育育成委員の開会の挨拶により講習会が始まりました。配られた分厚いテキストを見ると、5時間の講習時間でこれだけのボリュームをこなすのは抗議をされる方、受講される方、双方ともに大変だなと感じました。しかしながら、講習が終了してみれば、もう終わってしまったのかと思うほど有意義な講習を受講することができました。
最初の染谷講師のお話では、基幹技能者の講習で一度は聞いたことがある「仕事に役に立つ話し方」が、とても印象的でした。登録圧接基幹技能者だけでなく会社に持ち帰って従業員の教育に使いたいお話でした。
次に、お話された東亜圧接㈱会長の若林講師は、少し講習に疲れが見えてきた受講生が飽きないように、関係法令、施工管理、工程管理という堅いお話を自分の経験を交えながら、わかりやすく講義されました。
昼食を挟み、大平講師の講義が始まり、午後の一番眠くなる時間帯にもかかわらず、ビジネスとマネージメントの関係、ブランド力、コミュニケーションの大切さについて熱弁され受講者も真剣に聞き入っていました。
最後に、宮口教育育成委員より閉会の挨拶をいただき、無事に講習が終了しました。5時間という短い時間にもかかわらず、非常に内容の濃い講習でした。(石川 記)
◇◆◇東北地区◇◆◇ 平成21年2月15日/仙台地域職業訓練センター開催
仙台市泉区の仙台地域職業訓練センターにおいて、平成21年2月15日に第1回目の登録圧接基幹技能者特例講習会(東北地区)が開催されました。
最初に全圧連東北地区の小野寺隆一教育育成委員より、開催趣旨そして基幹技能者の重要性についてと、本講習会終了時に理解度テストを実施する旨を、受講者の方へ説明しました。受講対象者46名の内、35名(受講率76%)の参加でその講習会に寄せる期待の度合いが伺えます。
講師には地元から、大成建設㈱東北支店の吉田勝技術部長に関係法令等の講義を1時間40分にわたりお願いしました。そして全圧連からは、若林成和講師と染谷治男講師にお願いし、参考事例の説明や、受講者を飽きさせないユーモアを交えた講義をして頂きました。
講習終了後の受講者の感想では、「一部(法令)難しい内容もありました」との声も聞かれましたが全体的には、ほぼ全員が理解できたとの意見が聞かれました。
閉会の挨拶で小野寺委員から、「本日の受講者35名全員が、本講習会の重要性を認識され、受講態度が優秀でした。したがって理解度テストは行わないことと致します」と説明し、受講者全員に修了証を交付しました。
本登録圧接基幹技能者特例講習会の意義は、国土交通省通達「経営事項審査の改訂について」に基づき、今後の公共工事発注において、企業評価の審査項目のうち、登録圧接基幹技能者講習会修了者に対し3点の加点評価をするものです。(船岡 記)
◇◆◇関西本地区◇◆◇ 平成21年3月1日/ポリテクセンター関西で開催
大阪摂津市のポリテクセンター関西において、平成21年3月1日に登録圧接基幹技能者特例講習会が実施され、52名(内2名が中日本)が受講されました。
この講習会は平成9年6月から平成20年3月31日までに全圧連で認定を受けた圧接基幹技能者の資格を有する者に対し、行われた講習会です。
当日のプログラムで午前中は、若林理事長の開会挨拶に始まり、染谷専務理事(講師)による経営事項審査改訂の件及び、基幹技能者のあり方、実務に役立つ話し方、OJT教育についての講義、続いて若林講師(1級建築士)による関係法令、施工管理、事務管理、工程管理、資材管理等基幹技能者共通テキストによる講義がおこなわれました。午後より大平延行講師(富士教育訓練センター)による、資材管理、原価管理、品質管理、安全管理等施工管理全般についての講義がおこなわれ、修了者には「建設業法施行規則」第32条に規程する講習修了証が交付されました。(山野 記)
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■第5期生第3回圧接基幹技能者指導員育成講習会・リフレッシュ研修会修了
平成20年12月10日~13日
平成20年12月10日~13日にかけて、富士教育訓練センターにおいて、第5期生の第3回圧接基幹技能者指導員育成講習会が開催されました。この講習は全圧連が2年間に4回に分けて実施する指導員育成講習で、今回は3回目に当たります。また、圧接基幹技能者の中から各地区の実技講習講師に相応しい者を選出して教育するといものです。
講師としての訓練のため、講義訓練を主体に実施しています。講義の仕方は各自工夫して説明されていましたが、今回は個人差が出たように感じました。
12日、13日は、先輩の指導員19名が加わり、DBヘッド工法、シート圧接工法等の新工法の説明及び実技実習を行いました。指導員講習は、幅広い知識を習得して頂くことを目的としておりますので、今回は有意義な講習会になったと判断しております。
講習内容
初 日 | 講義訓練:ガス圧接入門/ | 講師 大石橋宏次 氏 |
2 日 | 講義訓練:ガス圧接施工要領/ 新型自動加圧器実技訓練/ | 講師 浜崎 千里 講師 弓田 廣一 |
3 日 | 1.2d圧接訓練/ DBヘッド工法/ シート圧接工法/ | 講師 浜崎 千里 講師 山本 俊輔 氏 実技講師 嘉藤 裕一 講師 宮口 茂樹 |
4 日 | 技術講習会の指導方法/ | 講師 浜崎 千里 |
講義訓練する柵原さん | 講義訓練する水谷さん | |
講義訓練する小林さん | 実技訓練する松元さん |
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■関東 関東技術講習会開催
平成20年12月
技術、知識の習得をめざして関東技術講習会開催
平成20年12月21日(日)に(社)日本鉄筋継手協会つくば技術センターで関東圧接業協同組合主催の組合員を対象とした第1回関東技術講習会が開催され14社43名が参加しました。今回の講習会では、マスターメーターを使用して加圧機の誤差を計測し、バーナは流量計を使用して還元炎のアセチレンと酸素の混合比を計測しました。
今後、講習会では加圧機の補正、バーナの火炎を補正したうえで、加圧パターンのバラツキを分析し、圧力パターンのズレ、癖の修正を段階的に追って検証していくことでバラツキをコントロールしていくことを講習会で実践していきます。
この講習会は、平成20年12月から2年間かけて技術者が現場で必要な圧接知識、技術を習得します。
計測方法について説明を受ける受講生 | 流量計を用いて酸素とアセチレンの流量を計測 |
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■登録圧接基幹技能者特例講習スタート(11/23関東、12/7北海道、12/14西日本)
平成20年11・12月
建設業法施行規則第18条の3の2の規定により、9月30日付けで国土交通大臣から登録された登録圧接基幹技能者講習がスタートしました。当初は全圧連が過去に認定した圧接基幹技能者416名を対象に全国各地で「特例講習」を実施します。
特例講習の内容は「基幹技能者標準テキスト」を中心に5時間の講習を行うもので、関東、北海道、西日本地区で実施されました。各地区の事務局長さんからの報告を掲載しました。
関東地区(平成20年11月23日(日))
錦糸町の雇用能力開発機構アビリティガーデンで特例講習会が実施され、63名が受講されました。この講習は、共通テキストから「建設業法などの関係法令」、「施工管理」、「原価管理」、「品質管理」、「安全管理」の講義など、5時間のカリキュラムが組まれており、修了者には登録圧接基幹技能者としての資格が付与されました。(中村記)
大平講師(関東地区) | 新妻講師(関東地区) |
北海道地区(平成20年12月7日(日))
ポリテクセンター北海道において登録圧接基幹技能者特例講習会が開催されました。関東地区で受講された方もあり受講生は12名でした。
講師は、地元から清水建設(株)横山隆副支店長にお願いし、「関連法規」、「施工管理」、「工程管理」について講義をしていただきました。
大平富士教育訓練センター講師には、「建設技能者の労働環境」を始め、長時間にわたって講義を受持って頂きました。
講義は講師それぞれが工夫された内容で、「こなす」だけの講習会が充実した内容となりました。特に横山講師は、依頼していた城北海道名誉教授がタイ留学(シニア海外協力隊)の関係で急遽講師となりましたが、事例を交えて楽しい講義されました。(田外記)
挨拶する林理事長(北海道地区) | 横山講師(北海道地区) |
西日本地区(平成29年12月14日(日))
徳永教育育成委員長より、「開催主旨説明」の後、登録圧接基幹技能者特例講習が開催されました。講習会テキストは191頁の大ボリュームであり、5時間でその内容を受講者に理解させることは、失礼ながら「難しいのではないか」と考えていました。しかしながら講師の方々は、事前に周到な準備をされており、ポイントを的確に、簡潔に説明され、「なるほど!」と関心させられる事ばかりでした。
染谷講師の「実務に役立つ話し方」で、(1)効果のある指示の出し方、(2)コミュニケーションの基本4原則、(3)管理者の効果的な話し方、(4)聞くことは部下の意見を知る絶好のチャンス等は、日頃忘れていることが多く、特に勉強になりました。
長田講師は、「管理者は部下に責任を転嫁してはいけない」と言うことを強く主張されました。「本人に任せた」、「報告を聞いていなかった」と責任を回避すれば、部下の信頼どころか、客先の信頼も無くしてしまう。問題が起きた時、上司として正面から受け止め、問題解決に務めることが話されました。
若林講師は、安全の大切さについて話され、若い頃、クレーン事故を目の前で見てショックを受けたこと、クレーン運転手の気の緩み、確認不足が大事故に繋がったことから、我々の現場でも常に安全に心掛けること、特に現場の作業通路は確保されているか、足場は大丈夫か、使用する工具類は落下防止の処置がなされているか等の指摘がされました。
テキスト外での、経験談は貴重であり、我々の実務に直結しており、更新時は、本講習会を開催して頂きたいと考えています。(森田記)
若林講師(西日本地区) | 長田講師(西日本地区) |
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■ガス圧接技術講習会(第15回東北地区)開催
平成20年10月22日
(社)日本鉄筋継手協会主催の「技量資格者中間実施規則」に基づき、平成20年4月よりガス圧接技術講習会の受講が義務づけられ、実技講習に関しては全圧連が受持つことになりました。
東北地区での第2回目の開催を平成20年10月22日(日)に、花巻市にある岩手ポリテクセンターにおいて開催されました。開催に当り、(社)日本鉄筋継手協会田中礼治支部長より、「講習会の重要性」や「施工品質向上等」について説明がなされました。
講習会の内容は、齋藤指導講師から「ガス圧接作業標準説明」の後、受講者32名を2班に分けて「鉄筋ガス圧接継手の講義」と「ガス圧接実技講習」を交互に行いました。
また、実技講習では1本目より2本目、更に3本目と技術の進化が表現されました。今後の日常作業においても施工品質の向上に取り組んで頂きたいと思っております。
なお、第16回(愛媛)、17回(一宮)、18回(つくば)、19回(金沢)、20回(久留米)、21回(苫小牧)で行われました。第22回は1月25日(日)大阪の予定です。(船岡記)
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■第5期 圧接基幹技能者指導員育成講習会開催される
平成20年6月25日~28日
平成20年6月25日~28日にかけて、富士教育訓練センターにおいて、第5期圧接基幹技能者指導員育成講習会の第2回目の講習会が開催されました。第1回は7人でスタートしましたが、1名が退職され今回は6人が参加されました。
第5期 圧接基幹技能者指導員育成講習会カリキュラム
初日: | 開講挨拶/教育育成委員長 徳永 一郎
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2日目: |
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3日目: |
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4日目: | CB工法訓練/和圧接工業(株) 代表取締役 弓田 廣一 修了挨拶教育育成副委員長 大場 毅夫 |
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■(社)日本圧接協会主催の技術講習会スタート!
平成20年5月10日
(社)日本圧接協会が、JIS3881に基づく、ガス圧接技量資格検定試験における中間審査として行う、ガス圧接技術講習会が、全圧連後援のもと、愛知県一宮高等技術専門学校を始めとして、6月末までに9回の講習会が完了しました。
全圧連は実技講習を受け持つことになりガス圧接実技指導と、ガス圧接作業標準の説明をすることになりました。
講師は、圧接基幹技能者指導員又は、圧接管理技士の資格を有する圧接基幹技能者でかつ、協会が実施する、ガス圧接技術講習会指導講師講習を修了した者としました。
平成20年度の講習会は土・日曜日を利用し、全国各地で全27回の開催予定です。優良圧接会社は講習が免除されますが、社内での教育が義務づけられておりますので、ご注意ください。
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■5つの資格を取得した新入社員育成講習会
平成20年4月7日~19日
平成20年度の新入社員育成講習会が4月7日~19日にかけて、富士教育訓練センターにおいて16名の参加のもと開催されました。この講習会は新卒者と半年以内に入職した方を対象として毎年行われています。
全圧連の基本方針のひとつに「品質確保」と、それを担う「人材の育成」を掲げ、その心構えとなるベースを構築することも含めて実施されています。
また、講習会で取得できる資格は、即戦力として必要な5つの資格取得を目的に実施され、ガス溶接取扱い講習、研削砥石取扱い講習、玉掛け、高所作業車免許、クレーン特別講習(5t未満)の講習を受け、全員が資格を取得しました。
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■ZGPシステム事業所に5社が認定される
平成20年4月13日
全圧連では、ZGPシステム事業所として5社から申請を受けていました。それに伴い、ZGPシステム事業所認定委員会が開催され、審査内容を再検討しその内容に従い、書類・実技審査を行いました。その結果初めて5社が、ZGPシステム事業所としての認定がなされました。
講習内容
審 査 日: | 平成20年4月13日(日) |
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審査場所: | (社)日本圧接協会・技術センター |
書類審査: |
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実技審査: |
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審査立会人: | 足立浩一、吉野次彦、宮口茂樹、染谷治男、各氏 |
審査結果: | 認定事業所:協和圧接工業(株)、(株)ダイイチ、松栄工業(株)、国際技建(株)、(株)不二工業 |