■圧接OJT指導員育成講習会・リフレッシュ講習会開催
平成25年11月27日〜30日
SD490のD38、D41の作業訓練を実施
第7期生第3回圧接OJT指導員育成講習会とリフレッシュ講習会が、平成25年11月27日(水)〜11月30日(土)に富士教育訓練センターで開催されました。
圧接OJT指導員育成講習会では、静岡市こころの健康センターの根本英行講師による、リーダークラスのメンタルヘルス「職場の心と身体の健康管理」についての講義に始まり、協同組合東京鉄筋工業協会事務局長加藤欣司氏による「鉄筋圧接箇所の拾い出し」の講義と実習が行われました。
メンタルヘルスの講義をする根本講師 | 鉄筋の拾い出しの講義をする加藤講師 |
11月29日(金)〜11月30日(土)は、圧接OJT指導員育成講習会と合同で第1期生から6期生までのリフレッシュ講習会が開催され、講習会では、SD490のD38、D41のねじ節鉄筋の作業訓練を行い、製作した供試体の曲げ試験を行いました。
SD490ねじ節鉄筋の作業訓練 | SD490ねじ節鉄筋の曲げ試験 |
第7期生第3回圧接OJT指導員、リフレッシュ講習会の修了式 |
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■雇用管理責任者研修会で社会保障制度と1人親方について講演
平成25年11月15日
平成25年度雇用管理責任者研修会は、濱野副会長の挨拶から始まり、特別講演として、東京都社会保険労務士会の三好大二郎講師による 「社会保険加入促進について」と題して、建設業の社会保険の未加入が招く問題は、公的保障が確保されないため若年入職者が減少し、熟練者から若者へ技能の承継が困難な状況にある。適正な法定福利費を確保して、建設業の人材育成と健全な競争環境の構築を進めていかなければならないと、社会保障制度の意義と重要性について講演がありました。引き続き、標準見積書の活用として、中村事務局長から標準見積書の作成手順と数式入り書式についての説明がなされ、最後に松本青年部会会長の閉会挨拶で終了しました。
1.開催日時 | 平成25年11月15日(金)14時~16時50分 |
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2.開催場所 | 東京都立産業貿易センター浜松町館 第3・4会議室 東京都港区海岸1-7-8 電話 03-3434-4242 |
3.出席対象者 | 経営者、後継者、青年部 |
3.研修内容 |
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社会保険の講義をする三好講師 | 見積書の作成手順について説明する中村事務局長 |
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■圧接OJT指導員第7期生第2回目の講習会を修了
平成25年6月19日〜6月22日
6月19 日から6月22 日にかけて、富士教育訓練センターで開催した。
第7期生5名全員が参加・受講して2回目も無事に修了した。
各自、課題(宿題)を事前によく準備して勉強してきて、充実した内容の研修になり、各講師には全員に成長のあとがみられるとの評価も得た。
特に今回、指導員講師から「不具合要因等の検証」をテーマにした、実践的な講義があって、SD 490 圧接への認識度が深まった。
また、OJT指導員の意義と責任を自覚したうえで、11 月の第3回目の講習会に全員が参加して、順調な成長がみられるようにと期待される。
入校式 | 品質管理について講習 |
圧接作業訓練 | 圧接作業完了 |
圧接OJT指導員第7期生第2回講習会感想文
飯野 浩幸さん 大場工業(株)
OJT指導員研修の2回目が終り、今回の課題として実技では、SD 490 の圧接、学科では不具合の要因を重点的に学びました。なぜ不具合がおきたのかを討論し合い、それを改善するために、原因を追及して対策を立て、要因を一つずつ解決していきました。本来なら不具合があれば逃げたいだろうし、できれば忘れてしまいたいのが本音だと思います。指導員となれば、ずっと向き合っていかなければならない課題です。二度と不具合を出さないためにも、私達が再教育をしていく必要があります。高強度が求められる社会の中で、圧接の信頼を失ってはいけません。SD 490 の圧接は、これからたくさん出てくると思います。たくさんの先輩指導員方が、何年も研究をし、SD 490 の圧接は可能だと、証明してくれました。その苦労を無駄にはしたくないので、自分達が先頭に立って、今一度、自社での作業の統一性を図る必要があると思いました。
不具合理由の項目が増え、ますます厳しくなると聞きました。今日までの、講義や訓練を再教育し、社員一同初心に帰り、私は次回パワーアップして戻ってきたいと思います。
情野 和広さん (株)シンエイ
今回この指導員研修の2回目が終わりました。
前回より自分自身、理解出来ないことなどが沢山ありました。講義訓練では、自分では、何を話ていいのか頭が真っ白になってしまいました。それには、まだまだ技術の勉強や、色々なことを勉強し、知識をつけないといけないと思いました。作業訓練では、SD490d32を施工しました。自分が今まで施工してきたのとは、全然違い、ビックリしました。今までの現場での施工方法は、何だったろうと思うぐらい、自分はレベルの低い作業をしていたと思いました
これから、どれだけ自分の物に出来るかが課題だと思います。この研修で、仲間が4人も出来たことが心強く思います。また3回目の研修で皆さんと、笑顔で再会出来るようガンバリます。最後に、講義の先生、指導員の先生、研修センターの皆さん、有難うございました。
中尾 健二さん 新東圧接(株)
今回、指導員研修第2回目として参加し、メンバー5名も欠席なく始まりました。
初日の講習では、鉄筋先組み工法の実態と言う事で、講義を受け資料データー等見せてもらい、全圧連、鉄筋継手協会による共同研究で実験を行っている事もしり、先組み工法でガス圧接が可能だという事がわかりました。当社でも、今後打合せを行い、圧接を進めていきたいと思います。
2日目は、自分には、一番むいていない講義訓練で、人前で話をする事の難しさが良くわかり、前日には、シュミレーションしていたのですが、いざ前で話をすると緊張してしまい、うまい事いきませんでした。(反省)
次の日作業訓練という事で、SD 490 の圧接、エコウエル工法、CB工法等デモンストレーションして頂き、それぞれの工法の特徴を教えてもらいました。実際に半自動によるSD 490・d 32 を施工して、体験しましたが素晴らしい加圧器だと実感しその後、曲器で曲げてみて、見事曲がりました。(すばらしい)やはり実技は楽しいです。
今回学んだ事、忘れる事なく、今後に役立てて当社でも指導してまいります。
最後に、講師の方々、研修センターの皆さん、それとメンバー全員有難うございました。次回も宜しくお願いいたします。
久保 琢磨さん 近畿圧接(株)
今回は、1日目から、先組み工法、原価管理が有り車で来せいか体調が悪いせいか、眠くて眠くて、仕方なくて、講義内容もうる覚えで、終わってから「何してんねん」反省し、2日目はと講義訓練で「ガス圧接入門」の4章の圧接機器の講義を、しなくてはいけなくて、初めて人前で、本を持ち講義をしました。この4章は、いつも講義を聞いていても、飛ばされる章で、どの様に講義をしていいかわからず、自分なりに講義しました。そして、大石橋講師に、「いいよ」と言っていただき、ほっとしました。
3日目は、朝から作業訓練と思いっていたら、不具合要因等の検証、SD490の圧接といった。座学で、昼から、作業訓練とデモンストレーションで、忙しくも為になる講義で、特にSD490の施工の仕方は、ためになり、帰ってからも練習をして自分のものにしたいと思います。
4日目は、1.2 d訓練をして、やはり全部破断して、もっと練習しなくてはと思い、反省ばかりの4日間でした。
山根 昭洋さん (株)広島ガス圧接
第2回目の育成研修、日々の忙しさに追われ、課題も満足にできないままの参加になりました。
1日目、入校式が終わり、まず鉄筋先組み工法の実態について講義があり、続いて原価管理の講義がありました。
2日目に入り、この研修で一番不安だった、講義訓練がはじまりました。自分なりに理解しているつもりでしたが、人に伝えることの難しさと、うまく言葉にできないことを、改めて痛感しました。この後も、品質管理やSD 490 の圧接等、いろんな講義を受けました。
3日目、作業訓練に入り、標準作業やSD490については、今までやってきた圧接と切り離して考えなければ、と感じました。
デモンストレーションでは、自動ガス圧接や天然ガス圧接、CB工法を体験しました。
そして、ここに来ると何故か破断する1.2 d等々、いろいろ経験したことを活かして、指導員の一人になるよう努力したいと思います。
最後に、講師の方々、研修センターの皆様、同期の皆、ありがとうございました。
次回の研修、楽しみにしています。