■平成23年度建設技能向上講習会の修了
平成24年2月16日〜17日
建設技能向上講習会は、登録圧接基幹技能講習会に続き2月16日から17日まで開催しました。7名の参加者で、作業訓練・圧接実技訓練を浜崎OJT指導員講師と土井OJT指導員講師、天然ガス圧接訓練は広田OJT指導員講師、DB工法圧接訓練は嘉藤講師から、講義を交えて、実技訓練・デモンストレーションなどを実施しました。
圧接訓練 | 浜崎講師 |
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■平成23年度登録圧接基幹技能者認定講習会の修了
平成24年2月13日〜15日
全圧連では、一次申請をホームページからパソコンでの講習会申込みをしております。講習会は、平成24年2月13日から15日まで富士教育訓練センターにおいて、全国から15名が集まり実施しました。講習会内容は、共通テキスト・鉄筋ガス圧接入門・鉄筋ガス圧接施工要領書を用いて16時間の講義が行われました。講習会終了後、試験が行われ、(公社)日本鉄筋継手協会の試験委員会により合否判定がなされました。また試験結果は、全圧連ホームページで発表しました。
入校式 | 大平講師 |
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■圧接OJT指導員・リフレッシュ講習開催される
平成23年11月30日〜12月3日
11月30日~12月3日にかけて、第6期生3回目の圧接OJT指導員講習が、12月2日~3日に第1期生~5期生のリフレッシュ合同講習が開催されました。
萩原講師 | 加藤講師 |
今回は、(社)日本産業カウンセラー協会荻原正巳氏による、「リーダークラスのメンタルヘルス」について講義がなされ、コミュケーションの取り方の傾聴実習が行なわれました。コミュニケーションは人間関係を築くことへの重要性について再認識しました。また、全鉄筋の加藤欣司氏による「鉄筋圧接箇所の拾い出し」の実習が行なわれ、講師からは今回の受講生はレベルが高いとのお褒めの言葉を頂きました。また、前田指導員による、1.2d圧接(仮称:キャビティ圧接)のデモンストレーションが行なわれました。ガス圧接工法の新たな施工方法の開発に、受講生は早速施工体験をしていました。
三木講師 | 宮口講師 |
合同講習では、㈱長谷工コーポレーションの三木講師から現場の品質管理について講話を頂きました。最近、D35以上のガス圧接継手の施工中止の話が出ているが、技量資格者のモラールにかかわることであるならば、優良会社ではなく優良技量資格者が必要ではないか。また、技量資格者のモラールに起因しているとするとガス圧接は使いにくく、ヒューマンエラーを極力なくす施工方法が必要ではないかとの示唆が出されました。
最終日には、宮口副会長を囲んで、今後の指導員制度のあり方についてディスカッションを行ない、今後の参考としました。最終回の圧接OJT指導員講習は6月13日~16日を予定しております。受講生は宿題を忘れずに頑張って下さい。
修了証書授与 | 講習風景 | |
全体写真 | 1.2d圧接(キャビティ圧接) |
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■平成23年度雇用管理責任者研修会
平成23年11月24日
1.開催日時 | 平成23年11月24日(木)13時~17時 |
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2.開催場所 | 共和フォーラム(㈱東京文具共和会館) 東京都台東区柳橋1-2-10 電話 03-3862-8301 |
3.出席対象者 | 経営者、後継者、青年部 |
4.研修内容 | 司 会 教育・育成委員会副委員長 草間 孝 1)開会挨拶 教育・育成委員会委員長 徳永 一郎 2)講 演
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開会に当り、徳永一郎教育育成委員長は「混沌とした時代に、少しでも役立つことを委員会として考えている。今日の講演を明日からの企業経営に何らかの形で取込むことが、専門工事業者として特化した、生残りの礎になればとの挨拶が行われました。
その後、特別講演として大平講師による「専門工事業会社の意識と体質改革」と題して講演が行なわれ、企業の目的は、顧客への貢献が目的であり、マネージメントとは経営のことで、計画・実行・評価のPDCAを回すことが力説されました。また、業界の陥る罠について、業界のことに詳しい人ほどマンネリ化し、自分が変わらないから、顧客のニーズの変化を感じることができないこと等が話されました。
続いて、(社)日本鉄筋継手協会の森高副会長から、「鉄筋継手の現状と将来」について講演されました。
協会は、阪神淡路大震災や耐震偽装、施工ミスなどからくる鉄筋継手の不安・不信を払拭するために、安全・安心な品質・性能を有する継手を社会に提供する仕組みに取組んできたこと。鉄筋継手の現状は、省力化・耐震化により太径鉄筋の採用が増えていること。継手箇所は最盛期の50%減となっていること。その中でガス圧接は72%のシェアとなっていること。公的試験機関での引張試験データによる継手破断率はガス圧接継手0.32%、溶接継手5.22%、機械式継手2.27%であること等が話されました。溶接継手及び機械式継手については、標準仕様書が完備したことを踏まえ、ガス圧接継手と同じ土俵で競って欲しいこと。最後に、一番簡便であり、品質が確保されているガス圧接業への、今後の活躍について述べられました。
当初予定していました「今後の雇用調整助成金について」は(独)雇用・能力開発機構から(独)老齢・傷害・求職者支援機構への移管直後のため今回は割愛しました。次回以降に再度依頼する予定にしております。
徳永委員長 | 森高講師 | |
大平講師 | 修了書授与 |
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■最後の登録圧接基幹技能者特例講習終了する
平成23年10月8日
大平講師 |
10月8日、最後の登録圧接基幹技能者特例講習を開催しました。圧接基幹技能者(旧制度)の資格を持っている人で前回までに受講されていない人に対して、個別に参加要請を行ないましたが、高齢・退職・廃業等の理由により、6名の方々の応募があり特例講習を行ないました。場所は、人数が少ないため、全圧連の事務所において5時間の講習を実施しました。講師に富士教育訓練センターの大平専任講師と染谷専務理事にお願いしました。
講習内容は、登録基幹技能者共通テキストを使用、建設産業の現状、登録基幹技能者制度の概要、基幹技能者の現場実務の原価管理、品質管理については染谷専務理事、基幹技能者の現場実務の施工管理、工程管理、資材管理、安全管理及び関連法規については大平講師に受持っていただきました。なお、特例講習は今回の講習をもって終了とさせていただきます。
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■圧接OJT指導員育成講習会開催される
平成23年6月15日~18日
第6期生の第2回圧接OJT指導員育成講習会が、6月15日~18日にかけて開催されました。初日は、羽田講師による品質管理で、圧接の不具合のデータを基にQC七つ道具を使って、不具合対策の実証を2班に分けて取組みました。どのようにすれば不具合が削減できるか自分達で考えその結果を報告しました。
不具合対策について 講義する羽田講師 |
特性要因図を使って 対策を検討する |
対策結果を発表する 各務さん |
2日目は、吉野講師による鉄筋先組の実態について、活路開拓実現化事業及び日本鉄筋継手協会での資料を基に説明され、ガス圧接工法による鉄筋の先組み工法の優位性を確認をしました。また、大石橋講師による講義訓練が行なわれました。第1回で講義を受けた「ガス圧接入門」について各章毎の担当者による講義訓練を行ないました。各人それぞれ工夫をされ、パワーポイントを使った講義もありました。最後は土井講師による「鉄筋ガス圧接施工要領」の講義が行なわれ、次回に講義訓練を実施することにしました。
圧接による鉄筋先組みの 講義する吉野講師 |
講義訓練する中村さん | 木下さんへ講義指導する 大石橋講師 |
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パワーポイントを使って 講義する吉川さん |
講義訓練する川崎さん | 鉄筋ガス圧接施工要領の 講義する土井講師 |
3日目は、圧接OJT指導員藤井講師、土井講師による各社の標準作業を自動加圧器にインプットし、ZGPシステムによる圧接実験を行ないました。この訓練は、手動圧接とZGPシステムでの施工の差異を検証するために行ないました。
弓田技術副委員長によるSD490の施工条件について説明を受けました。指導のポイントは強還元炎の実態と熱影響部の加熱方法が説明され、その後SD490、D41及びD35の圧接実証実験を行ないました。全員90°曲げ試験に合格でした。
午後は、圧接OJT指導員、藤光講師、広田講師による自動ガス圧接実習はビックボーイ及びあっせつくんの2機種を使って訓練を行ないました。また、エコウエル工法及びSB工法の実技訓練を行ないました。
SD490の施工条件の 講義をする弓田講師 |
自動ガス圧接の説明をする 宮口講師 |
SB工法の説明する 藤光講師 |
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SD490の実証施工する聴講生 | SD90(D41)の 曲げ試験結果の一部 |
エコスピードに取組む 広田講師と聴講生 |
4日目は、藤井講師、土井講師による1.2d圧接訓練を行ない、その後次回までの宿題、感想文等まとめを行ない、草間教育副委員長による修了の挨拶の後、渡辺課長から修了証書授与され、散会しました。
渡辺課長から修了証を授与される木下さん | 草間副委員長を囲んで |
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■新入社員講習 5つの資格を取得
平成23年4月18日~28日
恒例になっております、新入社員育成講習会が4月18日~28日にかけて行なわれました。本年度は参加者が8名と少なく、東日本大震災や建設投資の縮減の影響があったと思っております。全員が、研削砥石取扱い講習、高所作業車免許、ガス溶接取扱い講習、玉掛け、クレーン免許を取得することができました。最終日には、藤井OJT指導員、広田OJT指導員によるガス圧接の実技指導が行なわれました。