■第11期第1回圧接OJT指導員講習会を終えて
令和2年11月17日
令和2年11月17日から21日まで第11期第1回圧接OJT指導員講習会が富士教育訓練センターで開催した。今回はコロナ禍の中、講師、受講生は講習会前2週間の検温という事前確認があり、講習中もマスク着用、ソーシャルディスタンスの準拠、手指消毒など、様々な制限がある中での講習であったが、全員無事に終了する事ができました。
伝えることの難しさを知った講習会
(株)創栄工業 西 和亜紀
伝える事の難しさ、今回の指導員研修で、私にとって1番勉強になりました。今迄、人との会話で相手が理解している、伝わったと意識して話すことはあまりありませんでした。
初日のカリキュラムは、講義訓練として、教科書を使用して、研修生の前で授業する事でした。
教科書を読んで自分の持っている知識で説明をするという、一見簡単そうなことですが、いざ教壇に立つと、教科書を読むだけで自分なりの説明やエピソードを話せない。また、自分の知識で説明すると、話にまとまりがなく上手く伝わらない。相手に伝える、理解してもらうには、内容を良く理解して、話の要点を絞っておくことが、必要だと感じました。
残り2回の研修で伝える力、技術、知識をつけて継手業界に貢献したいと思います。
圧接の難しさ奥深さを知る
(株)広島ガス圧 上田 育宏
1回目の圧接OJT指導員講習会が始まりました。
この5日間の講習で圧接の難しさ、奥深さを痛感しました。今までは、現場で自信を持って作業していましたが、日頃の自分は、クレームも無くスムーズに現場を終わらせる事だけに頑張っていました。この度の講習会でそうでない事を再認識しました。
①初期加圧の大事さ
②火口メ一カーによって熱の上り方が違う事
③自分のレベルの低さ
今は、まだ未熟ではありますが少しでもOJT指導員の先輩方に近づけるように(先は遠いですが)日々努力し、技術の向上に努めていきたいと思います。
今回、講師の先生方、同期メンバー、富士教育訓線センターの方々には、大変お世話になりました。
また、今回参加させてもらって、弊社の社長には感謝しています。
コロナで大変な時期ですが、次回も皆様と元気で会える事を楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
上を目指してもっと勉強を
日圧(株) 酒井 洋
初めに、この講習会に参加が決まった時には、自分はこの講習会についていけるのか不安しかありませんでした。
入校式を終えて、講義訓練が始まりいきなり教壇に立ったのですが、何をどう伝えていいのか、わからず、ただ、テキストを読むだけで終わってしまい、教えることの難しさを痛感しました。
また実技訓練では、外周フラット破面の写真を見せられ、どうやれば同じ破面ができるのか、皆で、意見を出し合い実際に何本もピースを作製し、同じ破面が出来た時は、凄いと感激しました。この頃からは同期の人達とも、気軽に話しが出来る様になり、気持ちが、少し解放されました。
また、1.2dの圧接では、60秒で仕上げることの難しさや、鉄筋の温度や圧力のかけ方など、ちょっとの事で曲がったり、破断してしまう事がわかり、勉強をさせてもらいました。
そして、普段自分が使用しないバーナーも体験し、バーナーの動かし方や効率の良い鉄筋温度のあげ方も勉強しました。
自社の圧力パターン図を作成し、自分が実際に圧力パターン図に沿って圧接が出来ているか、実技訓練を行いましたが、なかなかパターン図どうりには行かないものだと思いました。
最後に、第一回目を終えて、自分が今まで圧接作業に従事して来た事のもっと上を目指し勉強していかねばと身が引き締まる思いです。
あと第2回、第3回とありますが、講師の皆様、ならびに関係者の皆様そして同期の仲間たち、次回もよろしくお願いします。
正しい知識や手順を学び理解する
(有)琉圧 金城 丈裕
今年はコロナの影響により、皆で集まって会話する時間も少なく、場慣れ、人馴れするのに時間を要した気がしました。
講義訓練に関して、人前で話す機会がなかった為か、極度の緊張で自分が何を話しているのか、何をどう説明したいのか、まとまらず、頭が真っ白になり、戸惑うことばかりでした。
土井講師からは、自分の経験も含めて話をすると聞きやすいと指導を受け、人前で話すことの難しさ、伝えることの難しさを痛感しました。
実技講習で圧力パターン図の検証や、不具合の要因の検討と対策、フラットの破面の確認について不具合の要因の検討・対策に関して、メンバーで話し合い、試しながら検証していく中で、自分の理解不足に気付かされました。
今回の講習で学んだことは、指導する立場になるには正しい知識や手順を理解し、熟練することで自信をもって人前で話せるようになれる気がしました。
指導者として恥じないよう勉強したい
(有)シロイ圧接 津久井 陵介
今回、第11期圧接OJT指導員講習会として参加させて頂きました。自分の成長のため、そして会社に貢献出来たらという思いから、背中を押された部分もあり参加させて頂く事になりました。
まず学科の講義訓練では赤本(施工要領書)の各章ごとに1人1人、前に立ち説明をする課題を与えられました。実際に皆の前に立ち簡潔に解りやすくと思い挑みましたが、ただ本を読むだけのような形になり、講師の難しさ自分の知識の無知さを痛感しました。
実技講習では色々とやりましたが、写真でみせられた外周にフラット破面をだすという課題で、どうやったらフラット破面をだせるか、普段とは逆の発想で圧接をおこない、皆で話し合い色々な工法で挑みました。この講習が個人的にはとても面白く勉強になりました。
これからもOJT指導員として恥じない様に勉強して頑張りたいと思います。有難うございました。
すごく勉強になり良かった
栄進工業(株) 永田 幹生
第11期圧接OJT指導員の講習会に参加させてもらいありがとうございました。OJT講習会の話を聞き、初めは面倒くさいなと、こんなコロナ禍の中するのかな、と思っていました。
いざ、OJT講習会に参加してみると、すごく勉強になり良かったです。
11月17日から21日までの5日間、自分の圧接人生の中で、すごくためになり会社に帰って若い人達に、こんな事勉強したんだよと、こんな事したらダメなんだよって報告しました。また、上司の方々にもこんな勉強しましたと報告しました。
あと2回あります。あとの2回のOJT講習会もしっかりと先生の話を聞き身に付けて持ち帰って、会社の人達に聞かせたいと思ってます。